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(回答先: 緒方容疑者ら再逮捕=4億8400万円だまし取る−朝鮮総連本部売買・東京地検 [時事通信] 投稿者 white 日時 2007 年 7 月 18 日 23:04:45)
□<朝鮮総連本部事件>流用目的詐欺と断定 元長官ら再逮捕 [毎日新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070719-00000012-mai-soci
<朝鮮総連本部事件>流用目的詐欺と断定 元長官ら再逮捕
7月19日3時6分配信 毎日新聞
在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部を舞台にした事件で、東京地検特捜部は18日、元公安調査庁長官、緒方重威(しげたけ)(73)と元不動産会社社長、満井忠男(73)の2容疑者を詐欺容疑で再逮捕した。元長官が今年4月、東京・六本木のビルを巡る取引で関係者から3億円の支払いを求められ、同時期に満井容疑者が総連側に「3億出してくれ」と要請したことが判明。結果的に4億8400万円を得ており、特捜部は、他の事業に流用する目的で総連資金を詐取したと判断した。
また、これまで詐欺容疑を否認してきた元長官は、容疑を大筋で認める供述を始めた模様だ。
調べなどによると、2人は六本木のビルを巡る取引で関係者とトラブルになり、4月上旬ごろに3億円の支払いを要求された。元長官は、1億円の預金小切手を示したが「話にならない。3億耳をそろえろ」と突き返されたという。
同じころ、満井容疑者は総連側に「中国で投資事業をしているが、事業中断の違約金として3億円出してくれれば、事業資金を回収して買い取り代金に充てられる。総連に損はさせない」と資金提供を要求。結局計4億8400万円を得たが、事業に実体はなく、購入資金を調達する見込みもなかったとされる。
特捜部は、多額の資金を必要としていた2人が共謀して、総連にうその話を持ちかけたと判断。新たに4億8400万円を詐取した容疑で再逮捕に踏み切った。
再逮捕に先立ち、特捜部は資金調達役の元銀行員、河江浩司容疑者(42)を加えた3人について、中央本部の土地・建物をだまし取ったとして詐欺罪で起訴した。
◇2人の謀議をどこまで立証
朝鮮総連中央本部を巡る事件は、土地・建物をだまし取った「不動産詐欺」から、4億8400万円の総連資金を詐取した「金銭詐欺」に発展した。東京地検特捜部は、満井忠男容疑者が売却話を進める中で、元公安調査庁長官、緒方重威容疑者と手を組み、資金獲得をもくろんだことが事件の本質と位置付け、解明を進めている。
満井容疑者は総連側との交渉の際、中国での架空の投資事業をでっち上げ、事業中断の違約金名目で総連側から資金を引き出したという。2人は二人三脚でさまざまな事業にかかわっており、中央本部の売却交渉が進む4月の時点で、多額の現金を得る必要に迫られていた、というのが特捜部が描く構図だ。
緒方元長官が受け取った1億3000万円について、満井容疑者は「受領前に元長官に話した」と供述。容疑を否認してきた緒方元長官も、大筋で認める供述を始めたものの、依然対立点は残る。2人の謀議をどこまで詳細に立証できるかが、捜査の焦点となる。【伊藤一郎、田中謙吉】
最終更新:7月19日3時7分