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□釣り人パンク被害相次ぐ 仙台・大倉の横川林道 [河北新報]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070714-00000014-khk-l04
釣り人パンク被害相次ぐ 仙台・大倉の横川林道
7月14日14時28分配信 河北新報
仙台市青葉区大倉の横川林道で、渓流釣りに来た車のタイヤがパンクさせられる被害が相次ぎ、仙台北署は6月下旬から林道を通行止めにしている。地面に埋められていた金属製のくぎが原因で、無差別に釣り客を狙った悪質な嫌がらせとみられる。釣り人らは「釣り人同士のトラブルは以前もあったが、こんな仕業は初めて」と、まゆをひそめている。
地元の釣り愛好者らによると、車のパンク被害は6月2日から24日にかけて、少なくとも約20件は発生しているという。
仙台北署は、このうち4件の被害者から届け出を受け、器物損壊容疑で調べている。北署と仙台森林管理署は24日、林道の入り口にテープを張り、通行止めとした。
北署の調べでは、くぎは長さ8.3センチで直径5ミリと大きい。幅2.2メートルの林道で先端を上に向けて地面に埋め込まれていた。本数は確認できなかった。
6月2日に被害に遭った青葉区の会社員男性(43)は「くぎは林道の左右に一本ずつあった。これではどちらに車を寄せてもくぎを踏む。わざと仕掛けたとしか考えられない」と怒りが収まらない。
現場は横川林道入り口の北数キロの範囲。林道沿いに流れる横川でイワナ釣りをする人たちの多くが、車を止めて川辺に下りていく地点だ。
地元の釣り人らによると、渓流釣りでは「先行者優先」という暗黙のルールがある。遅く来た人が、先に川辺に来た人よりも上流で釣り始めるのはマナー違反。現場周辺では以前、このマナーを破り、車で上流に先回りした釣り客の車が千枚通しでパンクさせられるトラブルもあったという。
このため、釣り人の間では「自分よりも上流に行こうとする釣り客を阻止するためにくぎを埋めたのでは…」と“仕返し説”がささやかれる。
周辺の釣り事情に詳しい青葉区下愛子の釣具店経営内嶋洋之さん(62)は「マナーの悪い人への報復的な嫌がらせはあったが、車の通行自体を阻むような例は聞いたことがない。渓流釣りはいまが最高の時期だけに残念なトラブル」と嘆いている。
最終更新:7月14日14時28分