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“役割”演じ、1000万円恐喝 名古屋で3人逮捕【中日新聞】
2007年7月10日 朝刊
交通事故の示談金名目に女性から多額の現金を脅し取ったとして、名古屋・北署は九日、恐喝の疑いで、名古屋市北区御成通、建設作業員青松揆一容疑者(23)ら三人を逮捕した。三人は「当たり屋」「やくざ風の男」などの役割に分かれて、恐喝する手口で、女性の被害額は余罪も含め、一千万円に及ぶという。
逮捕されたのはほかに、同市北区辻町、土木建築業鈴木貴人(32)、同市昭和区広路本町、無職久本浩二(22)の両容疑者。
調べでは、三人は共謀し、青松容疑者が飲食店で知り合った女性店員(37)から金を脅し取ることを計画。昨年六月十三日夜、同市昭和区桜山町の交差点で、青松容疑者が同乗し、女性が運転する車に、自転車の久本容疑者が故意に衝突した。その後、示談交渉と称して、合流した鈴木容疑者が「治療費を出してくれ」、さらに青松容疑者が「相手はやくざだ」などと女性の恐怖心をあおり、翌日に四百万円を脅し取った疑い。三人は容疑を認めている。
同署によると、事故時には、青松容疑者が「警察だけは勘弁してくれ」と謝ってみせるなど、手口は巧妙。女性は今年一月まで十数回にわたり、現金計千万円や軽自動車を脅し取られた。
不審に思った女性が、私立探偵に調査を依頼し、青松、鈴木容疑者が知り合いであることが分かったため、四月に同署に届け出た。
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2007071002031039.html