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□県内最大の暴走族解体 福岡県警早良署 窃盗団の顔持つ少年ら バイク盗容疑など 主要メンバー逮捕 [西日本新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070710-00000019-nnp-l40
県内最大の暴走族解体 福岡県警早良署 窃盗団の顔持つ少年ら バイク盗容疑など 主要メンバー逮捕
7月10日17時8分配信 西日本新聞
福岡県警早良署は10日までに、福岡市早良区を拠点とする県内最大の暴走族「餓鬼」の主要メンバー8人を窃盗容疑などで逮捕し、グループを解体に追い込んだ。構成員が減少傾向にある暴走族だが、近年は“窃盗団”と化すケースも少なくなく、同グループもそうだったという。県内の暴走族に関する騒音苦情などの110番通報は昨年、大阪府に次ぐワースト2位で、県警は暴走族が活発化する夏場を前に取り締まりを強化する。
県警によると、県内の暴走族は2006年末時点で91団体・1479人で、人数は全国最多。10年前に比べると約1000人減ったが「活動が細分化し、実態を把握しにくくなった」という。
「餓鬼」は構成員45人。1983年に結成された古くからのグループで、早良署は今年3月以降、重点的に摘発。6月21日にリーダーの少年(17)を、他の少年2人と共謀してオートバイ1台を盗んだ疑いで逮捕。副リーダーの少年(17)らメンバー5人も、DVDソフト六本(7万7000円相当)を盗んだ疑いで4月中旬に逮捕し、解体につなげたという。
暴走族は窃盗に関与するケースが少なくなく、逮捕された餓鬼のメンバーの少年は「盗んだバイクの数は多すぎて覚えていない」と供述。ガソリンも停車中のスクーターから抜き取ったといい、県警幹部は「今の暴走族は窃盗団の顔も併せ持つ。バイクや燃料費の入手目的で簡単に盗みに手を染める」と指摘する。
一方、暴走族に関する県内の110番通報は昨年8181件で、うち約12%の1018件が早良署管内(同市早良区、城南区)からだった。重点摘発後、管内からの通報が減ったという同署は「市民の安眠を守るため、今後も徹底的に取り締まる」としている。
=2007/07/10付 西日本新聞夕刊=
最終更新:7月10日17時8分