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□さくらの放火:小林被告再逮捕 捜査、新たな局面へ 妻と次男の死、焦点に /栃木 [毎日新聞]
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さくらの放火:小林被告再逮捕 捜査、新たな局面へ 妻と次男の死、焦点に /栃木
7月8日11時1分配信 毎日新聞
さくら市で起きた保険金目的の放火事件は、首謀者とされる自動車修理販売業、小林広被告(58)=非現住建造物等放火罪で起訴=が7日、詐欺容疑で再逮捕されたことで、新たな局面を迎えた。小林容疑者は、相次いで死亡した次男と妻にも多額の保険金を掛けており、県警は詐欺容疑の追及を突破口に、2人の死の真相に迫る姿勢だ。【山下俊輔、戸上文恵、吉村周平】
これまでに小林容疑者ら計5人が非現住建造物等放火の疑いで逮捕、起訴されている。
調べでは、火災は03年1月7日未明に発生、同容疑者所有の物置兼住宅約25平方メートルを全焼した。小林容疑者が放火を指示、同所に住んでいた知人の伴義雄容疑者(47)が、燃焼中のストーブに灯油をかけて放火、約600万円の火災保険をだまし取った疑い。他の3容疑者は灯油を運んだり、事前の謀議に参加したとされる。
県警は先月27日、宇都宮市の県消防学校で、伴容疑者を立ち会わせて燃焼実験を実施。実験棟に再現した建物に同容疑者の手順に従い火を放つと、供述通りに燃焼が再現された。
調べに対し、伴容疑者は「(放火の)報酬で約20万円を受け取った」と話し、元従業員の増子千尋容疑者(27)も「(小林容疑者が)怖くて逆らえなかった」と供述。
一方、県警最大の関心は、小林容疑者の妻はるみさん(当時41歳)の不審死。はるみさんは今年2月27日未明、自宅兼会社のガレージで、首をロープでつった状態で死亡しているのが見つかった。しかし、遺体の足裏に足場にしたとみられる脚立の油が付着していないなど、現場の状況に不自然な点が多い。
このため県警は小林容疑者の身辺を調査、放火事件の立件のきっかけになった。小林容疑者は依然、調べに「放火の指示も命令もしていない」と容疑を否認している。はるみさんにも約9000万円の生命保険が掛かっており、県警は殺人容疑での立件を視野に、追及を急ぐ方針。
7月8日朝刊
最終更新:7月8日11時1分