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□通訳偽装し在留資格、ネットで古物営業の中国人を逮捕 [読売新聞]
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070628i205.htm
通訳偽装し在留資格、ネットで古物営業の中国人を逮捕
東京都内の貿易会社2社が発行した在職証明書をもとに、通訳に与えられる「人文知識・国際業務」の在留資格を得た中国人留学生ら2人がインターネット上で不法な古物営業をしていたとして、東京入国管理局と埼玉県警は28日、うち1人を入管難民法違反の疑いで逮捕し、残る1人の身柄を入管施設に収容した。
2人に在職証明書を発行した2社は実体のないペーパーカンパニーだったとみられ、東京入管などは、就労資格がない中国人を企業の通訳に偽装するため、虚偽の証明書を入管当局に提出していたとみて追及する。
同法違反(資格外活動)容疑で逮捕されたのは、同県八潮市木曽根のアパートに住む中国籍の呉建美容疑者(29)。調べによると、呉容疑者は昨年3月と今年3月、実際には勤務していない東京・港区内の貿易会社から受け取った在職証明書を東京入管に提出し、通訳として働くと偽って「人文知識・国際業務」の在留資格(1年)を取得。自宅アパートで、ネットオークションにパソコンの中古プリンターの出品を繰り返していた疑いが持たれている。
呉容疑者は2003年11月、大阪府立大の留学生として来日し、在学中の05年8月ごろから、これまでにネット上で中古プリンター約2200点を販売、その売り上げとして呉容疑者名義の銀行口座に計約3000万円が入金されていた。
呉容疑者は、留学生の在留資格が切れる大学卒業後も、古物営業を続けるため、架空の在職証明書で企業の通訳としての在留資格を取得したとみられる。
今年2月、「留学生がネット上で中古品の取引をしている」という情報提供があり、東京入管が調べたところ、呉容疑者の就職先の貿易会社は登記上の所在地にはなく、ペーパーカンパニーの疑いが浮上した。
東京入管によると、この貿易会社の代表取締役が社長を兼任する都内の出版社も、数人の中国人に在職証明書を発行し、「人文知識・国際業務」の在留資格を取らせていた。この出版社も活動実態がない疑いが強く、中国人に虚偽の在留資格を取得させるためのペーパーカンパニーが、都内に次々に設立されていた可能性が高まっている。
また、呉容疑者と同居していた中国籍の男(29)も豊島区内の専門学校を卒業後の今年4月、大田区内の貿易会社に通訳として勤務するとして、「人文知識・国際業務」の在留資格の取得を申請したが、この会社の所在地は単なる荷物置き場だった。この男も、一緒に中古プリンターのネット取引をしていた。東京入管は、この男からの申請を許可しない方針で、この日、不法残留の疑いで身柄を拘束した。
(2007年6月28日14時32分 読売新聞)