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(回答先: 緒方元公安庁長官を逮捕=朝鮮総連本部売買で詐欺容疑−東京地検 [時事通信] 投稿者 white 日時 2007 年 6 月 28 日 22:35:20)
なぜ詐欺容疑で逮捕に踏み切ったのか
東京地検特捜部は、なぜ詐欺容疑での逮捕に踏み切ったのか、捜査のポイントについて東京地検前からの報告です。
特捜部が朝鮮総連を詐欺の「被害者」とした最大の根拠は、総連側が取引の仲介役に提供した4億8000万円あまりの金の存在でした。
特捜部は今月12日、疑惑発覚後、家宅捜索に踏み切りましたが、捜索の容疑は「電磁的公正証書原本不実記録」。つまり、総連側と緒方容疑者らが中央本部の差し押さえを逃れるため、架空の取引を行ったという疑いです。
しかし、その後、総連ナンバー2のホ・ジョンマン責任副議長ら関係者への事情聴取などから、総連側が4億8400万円を取引の仲介役だった元不動産会社社長の満井忠男容疑者に渡していたことが判明。このうち3億5000万円は、取引が成功したあとに、総連側が中央本部を使用し続けるための家賃の前払い金だったことが分かりました。
こうしたことから特捜部は、総連側が本気で土地建物の売却を考えていて「仮装ではなかった」と判断、架空取引は捜査線上から消えました。
さらに、事情聴取の結果などから、緒方容疑者らの土地建物購入の資金計画には実現性がなかった疑いが強まり、一転して総連側が被害者となる詐欺の容疑が浮上したわけです。
大物検察OBが逮捕された今回の事件。特捜部が、今後、こうした複雑な取引のいきさつをどこまで解明出来るのかが焦点です。(28日22:39)