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□連続不審火:東広島市内でまたも 3件、9棟全半焼 現場に見慣れぬ男 /広島 [毎日新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070622-00000236-mailo-l34
連続不審火:東広島市内でまたも 3件、9棟全半焼 現場に見慣れぬ男 /広島
6月22日16時0分配信 毎日新聞
東広島市内で21日午前2時半ごろから約3時間の間に、空き家などが燃える連続3件の不審火が発生し、8棟が全焼、1棟が半焼するなど計9棟が被害を受けた。女性が気分を悪くして病院に運ばれたが軽症で、他にけが人はなかった。東広島署は、連続放火の可能性があるとみて調べている。同市内では、1月に4件、2月に2件、5月に4件の放火とみられる不審火があり、1人死亡している。
同午前2時半ごろ、同市志和町志和東(図<11>)で、無職、市川ヒサコさん(88)所有の木造平屋建て空き家のほか、近くの納屋や蔵など計4棟を全焼し、約2時間15分後に消えた。けが人はなかった。
約2時間後の午前4時半ごろ、南東に約13キロ離れた同市高屋町高屋東(図<12>)のパート従業員、川口鈴子さん(59)方の木造平屋建て物置小屋から出火、約45平方メートルを全焼して約40分後に消えた。けが人はなかった。さらに1時間後の午前5時半ごろ、川口さん方から南東に約2・5キロ離れた同町小谷(図<13>)の無職、根木サヨコさん(69)方の木造2階建て住宅約55平方メートルを半焼したほか、物置や車庫など計4棟延べ約200平方メートルを焼いて約2時間後に消えた。気分を悪くした根木さんが病院に運ばれたが軽症だった。
調べでは、現場はいずれも道路に面し、火の気はないという。志和町の現場近くの住民によると、火災中に見慣れない中年男性の姿が目撃されていたという。
志和町の女性は「破裂音がしてもくもく煙が出たかと思えば、一気に火が出た」などと話していた。【下原知広、矢追健介】
6月22日朝刊
最終更新:6月22日16時0分