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http://www.sankei.co.jp/shakai/jiken/070616/jkn070616007.htm
緒方氏の投資会社、設立主導 自ら勧誘も
在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部の土地・建物をめぐる仮装売買事件で、購入先の会社「ハーベスト投資顧問」の設立を主導したのは信託銀行の元行員(41)で、購入資金調達のため自ら出資者の勧誘も行っていたことが関係者の話で分かった。元行員は以前から、ハーベスト社社長で元公安調査庁長官の緒方重威弁護士(73)や取引仲介役の不動産会社元社長(73)と懇意で、一連の売買スキームを考案した中心人物の一人とされる。
東京地検特捜部が、元行員の関係先を電磁的公正証書原本不実記録などの容疑で家宅捜索したことも新たに判明。特捜部は緒方氏ら3人の関係を調べるとともに、ハーベスト社を舞台に展開された仮装売買の実態解明を進めている。
関係者によると、元行員は私大卒業後、信託銀行に入行。主にファンドの組成や資金運用の業務に携わっていたという。銀行を辞めた後、数年して東京都内にコンサルタント会社を設立するなどしていた。
約1年前に東京・八重洲の投資顧問会社の社員になり、平成18年9月29日付でハーベスト社を設立。自ら経営していたコンサル会社の監査役だった公認会計士を社長に据えた。ハーベスト社の本店所在地は当時、投資顧問会社と同じ住所だったが、元行員は投資顧問会社側にハーベスト社の存在そのものを隠して登記していた。
その後、旧住宅金融専門会社(住専)の大口融資先だった不動産会社元社長が知人男性に中央本部の土地・建物の売買話を持ちかけたが、破談。その直後の4月中旬、元社長や元行員が中心となり、ハーベスト社を購入先にすることを決めた。しかし、社長だった公認会計士が協力を断ったため、2人の共通の知人だった緒方氏を社長に据えることにした。
緒方氏は、元社長から朝鮮総連側代理人の土屋公献弁護士(84)や総連幹部と引き合わされた上で、4月19日に社長に就任した。同日、本店所在地は緒方氏の自宅に変更された。
その後、売買計画は具体化するが、ハーベスト社が出資を募り、出資金を購入代金に充てるスキームは元行員が考案したとされ、元行員は出資者を集める役割も担っていたという。
(2007/06/16 12:55)
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(注)
産経のこの記事も警察リークなのかもしれませんが、そうすると緒方と総連との関係をできるだけ薄く見せる作戦の一環に見えます。
事件は緒方までは及ばず、元公安調査庁長官の緒方は元国家公安委員長野中や元総理大臣橋本並みに引退蟄居で片がつきそうな感じですが、その引き換えに緒方はどの程度の情報を公安に与えることになるのかは謎です。