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□火災:大和高田で未明、5棟全焼 炎目前…住民3人救出−−不審火の可能性も /奈良 [毎日新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070616-00000171-mailo-l29
火災:大和高田で未明、5棟全焼 炎目前…住民3人救出−−不審火の可能性も /奈良
6月16日16時1分配信 毎日新聞
15日午前1時40分ごろ、大和高田市旭北町、3棟続きの木造平屋の集合住宅の空き家付近から出火、隣接する木造2階建て空き家、木造平屋の住宅に燃え移り、集合住宅3棟を含めた計5棟約300平方メートルを全焼した。高田署は不審火の可能性もあるとみて調べている。
全焼した木造平屋の住宅には1人暮らしの無職、吉住マサノさん(78)がいたが、近くの呉服店経営、斧宏次さん(70)が手を引いて助け出し、無事だった。
現場はJR高田駅の南東約600メートルの住宅密集地。【山本和良、曽根田和久】
◇炎目前…住民3人救出 斧さん、機転でお手柄
炎が迫る中、未明の危機一髪の救出劇だった。斧さんは出火当時寝ていたが、会社員の次男秀宣さん(31)から、「隣(の集合住宅)が火事だ」と知らされた。見ると一面が火の海だった。
町の総代でもある斧さんは、1人暮らしの吉住さんを助けるため、ランニング姿で吉住さん宅へ。鍵が開いていた玄関から中に入った。ぼうぜんとしていた吉住さんの手を引いて、外に連れ出した。
その後、全焼した集合住宅へ行き、窓ガラスをたたいて火災発生を知らせた。避難経路を確保するため、路地をふさいでいたトタンを引きちぎった。無事避難した親子は「火は目の前まで来ていた。無事逃げ出せたのは斧さんのおかげ」と青ざめていた。
斧さんは「ただ火事を知らせて助け出さないといけないと思っただけ。無我夢中だった。間一髪助かってよかった」と胸をなでおろしていた。【山本和良】
6月16日朝刊
最終更新:6月16日16時1分