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□県下水道工事 談合7社 7人逮捕 容疑で県警 別の9社も関与か [西日本新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070614-00000009-nnp-soci
県下水道工事 談合7社 7人逮捕 容疑で県警 別の9社も関与か
6月14日10時7分配信 西日本新聞
福岡県警捜査四課と折尾、八幡西署は13日、県北九州土木事務所発注の下水道築造工事の指名競争入札で談合した競売入札妨害(談合)の疑いで、同県中間市七重町、永野組会長永野勝明(57)▽北九州市小倉南区新道寺、大幸組社長金孝行(61)▽同県直方市頓野、黒瀬建設営業部長熊高幸一(60)‐など7社の容疑者7人を逮捕した。県警は暴力団関係者が談合に関与した可能性もあるとみて、背後関係も捜査している。
調べでは、7人は共謀し、同事務所が昨年8月9日に実施した同県水巻町吉田の下水道築造工事の指名競争入札(予定価格9468万円)で、永野組が落札できるように談合した疑い。県警は、7人の認否について明らかにしていない。
入札には16社が参加。同月上旬、永野容疑者が他の15社に電話などで「今度はうちでいかせてくれ」と依頼するなどしていたという。県警は、残る9社も談合に関与した疑いがあるとみており、関係者を同容疑で書類送検する方針。
県警によると、永野組は8480万円で落札し、落札率は89.6%だった。他の15社の応札額は予定価格に対して90.3‐99.3%で、県警は落札業者だけが予定価格の90%未満で入札する取り決めをしていたとみている。
=2007/06/14付 西日本新聞朝刊=
最終更新:6月14日10時7分