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□伊勢崎の女児強制わいせつ:学校側は問題認識 事件1年前から放置 /群馬 [毎日新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070612-00000120-mailo-l10
伊勢崎の女児強制わいせつ:学校側は問題認識 事件1年前から放置 /群馬
6月12日13時1分配信 毎日新聞
◇保護者が直訴、学校側は放置
伊勢崎市の小学校臨時教諭、矢内宗雄被告(42)=強制わいせつ罪で公判中=が校内のトイレで教え子にわいせつな行為をしたとされる事件で、学校が事件の1年近く前から問題行動を認識しながら放置していたことが11日、明らかになった。
関係者によると、05年度中に、矢内被告の教え子(6年児童)の複数の保護者から「子供の様子がおかしい」などと再三、同校に連絡があり、当時の校長(既に退職)が応対していた。その後、年度が替わり、矢内被告は別のクラスを担当。保護者の間に矢内被告が清掃時間中、女児をトイレの個室に連れ込んでいるなどのうわさが広がり、06年9月ごろ、一部の保護者が「トイレを見回ってほしい」と学校に直訴していた。校長は「目を光らせる」と約束したという。
しかし、その後も複数の女児に対し、トイレの個室で下着をのぞいたり、目隠しして指をなめさせるなどのわいせつな行為があったとされ、今年3月の逮捕に至った。
市教委によると、それまで学校側から報告や相談は一切なく、事件発覚後は「遊びの一環」として報告されていたという。
前橋地裁(中野哲美裁判官)での11日の公判では、被告人質問が行われ、矢内被告は一連の行為を「遊びの延長」と釈明。「スキンシップなら許してもらえると思い、次第にエスカレートしていった」などと述べた。異常な行動について検察側から問いただされると、「当時は相手(被害女児)の気持ちまでは想像していなかった」と述べ、わいせつの認識が低かったことを明らかにした。【鈴木敦子】
6月12日朝刊
最終更新:6月12日13時1分