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□収穫間近のサクランボ盗難・寒河江、県内今シーズン初 [山形新聞]
http://yamagata-np.jp/newhp/kiji_2/200706/06/news20070606_0074.php
収穫間近のサクランボ盗難・寒河江、県内今シーズン初
2007年6月6日(水) 21:03
寒河江市箕輪(みのわ)のサクランボ畑から、収穫間近のサクランボ「紅さやか」が盗まれたと6日、所有者で近くの農業松田勝治さん(62)が寒河江署に届け出た。県内では今シーズン初の被害となる。
調べによると、5日午後7時半ごろから6日午前8時ごろの間、収穫間近の露地物のわせ種「紅さやか」約3キロ(約7500円相当)が盗まれた。
畑には「紅さやか」のほか、「佐藤錦」など42本の木が植えられており、このうち南端にあった1本から手の届く範囲が盗まれた。いずれも軸を残し、実だけがもぎ取られていた。
畑には防鳥ネットが張り巡らされており、犯人はネットをくぐって侵入したとみられる。盗難現場近くでは、ネットを地面に留める金具が外れていた。
松田さんは「実だけをもぎ取っているところをみると、犯人は素人ではないか。手塩を掛けて育ててきたので悔しい」と話していた。
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県警生活安全企画課によると、2003年から06年までの4年間で、県内で確認されたサクランボ盗難は67件で、被害は約3トン(686万円相当)に上る。被害は天童市や東根市、寒河江市などの産地に集中しているのが特徴だ。
同課は「園地が広大なため、個々で対応しても効果が出ない。地域の生産者と連携した防犯活動が求められる」と強調する。具体的には、不審者を判別できるように▽地域内で収穫時間を決める▽服装を統一する−などとアドバイスしている。
各農協や警察署は生産者と連携し、収穫期の畑を昼夜問わずパトロールしているが、これを補う措置として、センサー式防犯装置の開発、導入も進んでいる。天童市農協は同装置の導入に対して半額を助成する取り組みを本年度から本格的にスタートしている。