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□不審火:油木高敷地内でボヤ 半月で学校関連施設火事3件−−神石高原で続く /広島 [毎日新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070606-00000287-mailo-l34
不審火:油木高敷地内でボヤ 半月で学校関連施設火事3件−−神石高原で続く /広島
6月6日16時1分配信 毎日新聞
◇授業せず、生徒下校−−校長「怒りおさまらない」
5日午前6時55分ごろ、神石高原町油木の県立油木高校で、出勤してきた池田克郎教頭(49)が、東棟校舎出入り口に敷いてあるマットから煙が上がっているのに気づき110番通報した。福山東署などが調べたところ、マットが燃えていたほか、そばに焦げた雑誌も落ちていた。体育館の下足箱にも火が付けられた跡があり、同署は町内で続いている一連の不審火とみて捜査している。
調べでは、マットは縦約60センチ、横約180センチで、一般教室がある東棟と、職員室などがある棟をつなぐ渡り廊下のコンクリートの床に敷かれていた。体育館の下足箱は木製で、2カ所に黒くすすが付き、焦げた跡があった。いずれも大きく燃え広がらず、教頭が確認した時には火は消えていたという。
同校によると、4日午後10時ごろ、教頭が施錠して帰宅し、以降は無人。火が出た場所が建物の外側だったため、火災や侵入を知らせる警報装置は作動しなかったという。
同校の西約300メートルにある町営天神原グラウンドでは、5月21日深夜と2日早朝、野球部の部室や用具置き場が燃える火災があったが、学校敷地内の不審火は初めて。藤本進校長(55)は「野球部が使用するグラウンドが2度も被害に遭ったので警戒はしていたが、まさか学校敷地内で起きるとは……。怒りがおさまらない」とショックを受けた表情で話した。登校してきた生徒は体育館で藤本校長から事情説明を聞き、授業は行わず、午前11時ごろに一斉に下校した。
今年2月以降の同町内の一連の不審火は25件となった。【前本麻有】
6月6日朝刊
最終更新:6月6日16時1分