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□良心市:けしからん、料金払わず 47〜86歳男女16人検挙−−高知市 /高知 [毎日新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070531-00000140-mailo-l39
良心市:けしからん、料金払わず 47〜86歳男女16人検挙−−高知市 /高知
5月31日13時6分配信 毎日新聞
◇「これぐらいなら」 キャベツなど26点持ち去った不届き者も
良心市(無人商品販売所)で料金を支払わずに野菜を持ち去ったとして、高知署は30日までに高知市や土佐町の47〜86歳の男女16人を窃盗の疑いで一斉検挙した。被害額は1件当たり200円〜2600円。容疑者らは「これぐらいなら……」とちょっとした出来心だったというが、以前から継続的に被害に遭っていたといい、同署は「良心を逆手に取った行為」とあきれている。【近藤諭】
調べでは、被害に遭ったのは、同市西塚ノ原と土佐山の良心市2カ所。16人は11人が無職で、看護師の女性や牛乳配達員の男性、パート従業員の女性、左官の男性もいた。被害品はキャベツやスナックえんどう、タマネギ、ジャガイモなどで、キャベツなど26点(2600円相当)を持ち去った者もいたという。
同署によると、4月中旬、被害者の知り合いから近くの駐在所に良心市荒らしの相談が寄せられたため、パトロールを強化するなどして対応。しかし、被害は一向に減らなかったため、今月1日から同署地域課をあげて2カ所で連日約10人態勢で張り込みを実施。3日に同市内の無職の女性(69)を土佐山の良心市でショウガなど300円の料金に対し200円しか払わなかったとして検挙したのを手始めに、29日までに次々と検挙を重ねた。
検挙された内、3割は全く料金を支払っておらず、それ以外は1円から数百円を支払っていた。「これぐらいなら大丈夫と思った」などと容疑を認めているが、「今回が初めて」と常習性は否定しているという。
しかし、西塚ノ原の良心市の経営者は「約40年前から毎月約3万円の被害が出ていた」といっており、土佐山の経営者も「十数年前から始めているが、5年前くらいから顕著になり、毎月1万〜2万円の被害」と訴えているという。
同署は「あまりのモラルの低さに驚くばかり。分別のある大人なのだからもう少し考えて行動してほしい」とあきれ顔だ。
5月31日朝刊
最終更新:5月31日13時6分