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(回答先: <刃物女>2歳の女児刺され、重傷 横浜駅地下街で [毎日新聞] 投稿者 white 日時 2007 年 5 月 25 日 16:14:17)
□横浜・女児刺傷:「助けて!」地下街に悲鳴 背中をナイフで /神奈川 [毎日新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070526-00000092-mailo-l14
横浜・女児刺傷:「助けて!」地下街に悲鳴 背中をナイフで /神奈川
5月26日13時1分配信 毎日新聞
◇祖父「ショックで悔しい」−−傷害容疑で女を逮捕
「助けて!」。横浜の中心地下街に、母親の悲鳴が響き渡った。25日午前、横浜市西区高島2の横浜駅東口地下街「ポルタ」で、母親と噴水を眺めていた大橋奈々ちゃん(2)が、見知らぬ女にいきなり背中を刺されて重傷を負った事件。目の前で起きた凶行に通勤客や買い物客は驚き、顔をこわばらせた。【山衛守剛、梅田麻衣子、杉埜水脈】
◆現場
事件が起きたのは25日午前10時40分ごろ。ポルタの横浜駅東口に通じる階段脇で、横浜市中区竹之丸、主婦、大橋順子さん(28)、長女奈々ちゃん、長男(2)の3人が噴水を眺めていたところ、後ろから近づいてきた菊池詩央容疑者(29)=傷害容疑で現行犯逮捕=がいきなり奈々ちゃんを抱きかかえようとしたうえ、持っていた刃物で背中を刺した。
「助けてください!」
女性の叫び声に、現場から約5メートル離れた喫茶店のアルバイト女性(21)が振り向くと、大橋さんと菊池容疑者がナイフを取りあっていた。「周りにいた人がワッと菊池容疑者を取り押さえた。女児は女性に抱えられて泣いており、背中が赤くなっていた。女性も泣き叫んでいた」
近くにいた看護師の女性(23)は「菊池容疑者は取り押さえられた後、急に気を失うようにして倒れた。体は震えていた。こんな身近なところで事件がおこるとは」と驚いていた。1歳の長女と買い物に来ていた藤沢市の主婦(34)は「お母さんは責任を感じているのではないだろうか。気持ちを考えると胸が痛い」と切ない表情を見せた。
同地下街を管理する「横浜新都市センター」(同市西区)は、計7人の警備員がモニターでの監視や巡回などで同地下街を警備している。担当者は「こんな事件がおこるなんて想定しておらず、防ぎようがない」と困惑した表情を見せた。今後、県警と相談して安全対策を検討するという。
◆病院
市安全管理局によると、西消防署の救急隊は同日午前10時46分に事件現場に到着。奈々ちゃんは泣きながら大橋さんの腕に抱かれており、意識はあったという。
奈々ちゃんが搬送された横浜市立大付属市民総合医療センター(横浜市南区浦舟町4)では、救急棟に病院職員らが頻繁に出入りし、外ではパトカーが待機。病院側は「患者の容体については一切答えられない」「敷地から出てくれ」などと、集まった報道陣にピリピリとした様子だった。
県警によると、奈々ちゃんが負った傷は内臓の一部に達するほどだったが、命に別条はないという。
◆自宅周辺
25日夜に自宅に戻った奈々ちゃんの父勉さん(43)は「出血がなかったり感染症がなければ、全治2週間と病院から聞いた。菊池容疑者は通院していたというので、怒りはない」と静かに話した。
祖父(64)は「事件を妻から聞いて、まさかうちの孫がと驚いた。ショックで悔しい。(奈々ちゃんの)双子の弟も動揺していて、いつもと違う。幼いながらに何かを感じているようだ」と話していた。
奈々ちゃんを知るアパートの大家の女性(78)は「明るくて元気でかわいい子なのに」と容体を心配。近くの主婦(43)は「奈々ちゃんは出会うとあいさつをして、手を振ってくれた。とてもしっかりした子。一日も早くよくなってほしい」と祈るように話した。
5月26日朝刊
最終更新:5月26日13時1分