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□広域窃盗団のリーダー逮捕 京都府警や警視庁、被害10億円超 [京都新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070521-00000017-kyt-l26
広域窃盗団のリーダー逮捕 京都府警や警視庁、被害10億円超
5月21日15時27分配信 京都新聞
被害総額が10億円を超える大型の広域窃盗団事件を捜査している京都府警捜査三課と七条署、警視庁などの合同・共同捜査班は21日、窃盗の疑いで、窃盗団のリーダーとされる住所、職業不詳渡辺孝吉容疑者(37)を逮捕した。窃盗団はこれまでに20以上の都府県で金庫盗など約900件の犯行を重ねたとみられる。事件を重視した警察庁は渡辺容疑者を「重要指名手配容疑者」の1人に指定し、府警などが行方を追っていた。
府警などは21日朝、潜伏先の大阪府内で渡辺容疑者を逮捕した。
調べでは、渡辺容疑者は2003年8月、他のメンバーと共謀して兵庫県内の駐車場から乗用車1台を盗んだ疑い。
これまでの捜査では、窃盗団は、確認されているだけで4年ほど前から京都をはじめ全国で、複数のグループに分かれて深夜に大型量販店や事業所などに侵入し、短時間で据え置き金庫を本体ごと持ち去ったり、車を盗むなどの犯行を繰り返していた、という。
犯行には複数の盗難車を使い、車を放置する際は消火器の薬剤をまいて指紋を消すなどの隠匿工作も行っていた、という。
七条署が02年夏に窃盗団のメンバーの男を逮捕したのをきっかけに、この広域窃盗団の存在が浮上した。
府警や警視庁などは04年秋までに、もう1人の主犯とされる暴力団組員(46)らメンバー数10人を逮捕した。しかし、渡辺容疑者は逃走し、その後もグループを組んで関西を中心に犯行を重ねていたとみられ、府警などは余罪を追及する。
窃盗団の犯行とみられる現金と物品を合わせた被害総額は、これまでに判明しているだけで約10億5000万円に達する、という。警察庁は昨年、主に強盗殺人などの凶悪事件の容疑者らを指定する重要指名手配容疑者25人の1人に、渡辺容疑者を登録した。
最終更新:5月21日15時27分