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□籠城一昼夜、元組員説得応ぜず 車売却で長男と口論 人質は元妻 [産経新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070518-00000032-san-soci
籠城一昼夜、元組員説得応ぜず 車売却で長男と口論 人質は元妻
5月18日16時12分配信 産経新聞
愛知県長久手町で4人が撃たれ、うち警察官1人が死亡した発砲・立てこもり事件で、元暴力団組員、大林久人容疑者(50)が長男の健人さん(25)の車を無断で売却、数日前から言い争いになっていたことが18日、分かった。また、大林容疑者が人質にした女性は、元妻の森三智子さん(50)であることも判明。森さんは平成17年11月ごろに「大林容疑者から暴力を受けている」と愛知署に相談していたといい、県警はこうした家族間のトラブルが事件のきっかけになった可能性があるとみて調べている。
県警は同日午後に入っても大林容疑者宅を包囲しての説得を続けたが、発生から20時間以上が過ぎても依然、事件は解決していない。
調べでは、大林容疑者は昨年5月に森さんと離婚したが、森さんと健人さん、二女の里紗さん(21)との4人暮らし。里紗さんが18日朝から大林容疑者を電話で説得。母親の森さんとも話したが、大林容疑者と同じ部屋にいて無事とみられる。大林容疑者も里紗さんと電話で話すようになってから、声を荒らげて興奮する様子がなくなったという。
関係者によると、健人さんは15年8月から事件の2日前まで自宅を空けていた。この間、大林容疑者は営んでいた不動産業の業績が悪化、健人さん所有の時価600万円相当のイタリア製高級車マセラッティを無断で売却して生活費に充てており、15日に帰宅した健人さんと言い争いになったという。健人さんは大林容疑者に車自体か、売却代金を返すよう迫っており、返済期限が事件当日だったとの情報もある。
大林容疑者は健人さんが帰宅することが分かった3カ月ほど前から、知人に「息子が帰ってくる。祝ってやらないといかんから金と車を貸してくれ」と無心して回っていたが、調達できなかったという。
一方、森さんは17年11月ごろに大林容疑者からの家庭内暴力を愛知署に相談。その後、DV防止法に基づき、大林容疑者が森さんに一定期間、接近することを禁じる保護命令通知書が裁判所から出ていたという。
最終更新:5月18日16時12分