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(回答先: 「母親殺した」切断した頭部持ち男子高校生が自首…福島 [読売新聞] 投稿者 white 日時 2007 年 5 月 15 日 10:20:08)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070516-00000002-khk-l07
「誰でもよかった」 会津若松・高3母殺害
5月16日6時13分配信 河北新報
「誰でもいいから殺そうと考えていた」。福島県会津若松市で15日に母親を殺害したとして逮捕された高校3年の少年(17)は、読書を好む物静かで目立たない少年だった。うかがい知れない心の暗がりから、深夜に躍り出した非情の刃(やいば)。向かった先は傍らで眠る母親だった。
生まれ育った奥会津地方、金山町の中学校から、同級生ではただ1人入学した会津若松市内の進学校。1年生当時から「おとなしく目立たなかった」と周囲が口をそろえる少年に、「変化」が表れ始めたのは2年生の9月以降のことだ。1年時は風邪で2日間休んだだけだったのが、2年では学年末までに合わせて20日、欠席した。
家族を通じて学校に「片頭痛がするなど体調がすぐれない」との連絡があったが、相談を受けた同級生はいなかった。「特に変わってはいないが、友達の輪の中に自分の居場所を見つけるのが苦手だった印象がある」と学校側は話す。
3年になると登校したのは始業日からわずか5日で、4月16日からは欠席が続いた。顕著になった「変化」に対応し、担任らが27日、少年のアパートを訪ねたが、玄関の錠が掛かっていない部屋は留守だった。
担任が携帯電話にかけても少年が出ることはなかった。学校との連絡をつないだのは常に母親だった。「母親を通してしか少年の様子を知ることができない。少年の窓口だった」と校長は話す。
コンピューターなど情報系の大学進学を志望し、成績は中の上ぐらいだった少年。「学校に行く気力がわかない」と漏らすようになったため、病院で診てもらったと、母親が5月7日にかけてきた電話が、学校との最後の連絡になった。
自分と外界との窓をむざんな形で閉ざした少年。母親を殺害後、少年は警察に出頭するまでの間、バッグを持ったまま市内のインターネットカフェで過ごした。
少年の実家は今年2月、土砂崩れ被害に遭った。家族を知る金山町内の70歳代男性は「土砂崩れで家をなくしてしまったが、みんなで力を合わせ頑張っていた。なんでこんなことになるのか」と絶句した。
◎「信じられない」周辺住民
高三少年(17)が母親(47)を殺害したとされる会津若松市内のアパート周辺は、現場に通じる道がすべて封鎖され、至る所にパトカーの姿がある物々しい雰囲気となった。
近くの商店主は「ヘリコプターが何度も飛んで来るし、大変なことが起きたのだと直感した」と表情をこわばらせ、「高校生では近所付き合いもなかっただろう。こうなる前に、何とかできなかったものか」と唇をかんだ。
アパートの近くに住む大家は、少年と母親らの印象について「入居当時に会っただけだが、どこにでもいるような、おとなしそうな男の子だった。両親もしっかりした感じの人たちだった」と、事件が信じられない様子で話した。
最終更新:5月16日6時13分