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(回答先: ＜公選法違反＞栃木・真岡市議を現金買収容疑で逮捕 [毎日新聞] 投稿者 white 日時 2007 年 5 月 29 日 16:20:24)
□真岡市議選の公選法違反：買収容疑で市議を逮捕 幼稚園など１１カ所家宅捜索 ／栃木 [毎日新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070530-00000005-mailo-l09
真岡市議選の公選法違反：買収容疑で市議を逮捕 幼稚園など１１カ所家宅捜索 ／栃木
5月30日11時2分配信 毎日新聞
真岡市議選をめぐる公職選挙法違反（現金買収）事件で、県警統一地方選挙違反取締本部は２９日、当選した幼稚園理事長、佐々木重信市議（６７）＝同市熊倉町＝を同容疑で逮捕した。県警は同日午後、自宅や幼稚園など市内計１１カ所を家宅捜索。現職市議の逮捕を受け、市関係者や有権者などからは「やはり……」との声も漏れ、一様に表情を曇らせていた。【山下俊輔、吉村周平】
佐々木容疑者は「これまで県議もやったし、１５００票は取って上位当選したかった」と容疑を認めているという。
調べでは、佐々木容疑者は告示前の３月中旬ごろ、運動員の阿久津恒夫被告（５７）＝同法違反の罪で起訴＝と日下田衛容疑者（５８）＝同法違反容疑で逮捕＝に、票の取りまとめを依頼し、報酬として現金各数十万円を渡し、同下旬ごろにも各数十万円を渡した疑い。総額は約６０万円以上に上るという。
２人は佐々木容疑者が理事長を務める幼稚園の職員で、有権者計１０人に現金を渡し、佐々木容疑者への投票などを依頼したとして逮捕。「佐々木氏から現金を受け取った」と供述していた。
佐々木容疑者は無所属の元職として同市議選（定数２２人）に立候補し、２３人中１７番目の得票で３選。９７年に落選した真岡市長選では、運動員が同法違反（現金買収）で有罪になっている。＝一部地域既報
◇幼稚園の保護者ら「いい話聞かない」／市長、「説明責任あった」
午後１時半過ぎ。車６台に分乗した捜査員約３０人が、真岡市熊倉町の佐々木容疑者宅と、理事長を務める萌丘幼稚園で家宅捜索を始めた。段ボールを抱え続々と中に入る捜査員の姿を、園児を迎えに来た保護者らは不安げな表情で見守った。
現職市議の逮捕を受け、福田武隼（たけとし）市長は「明るい公正な選挙を期待していただけに、市議が逮捕されたことは残念」とコメント。当選後、佐々木容疑者は当選証書も直接には受け取りに来ず、市執行部との懇親会も欠席、福田市長は「議員として説明責任があったはずだ」と指摘した。西田一之市議会議長も「大変残念。司法当局の動向を注視し、対応したい」とのコメントを発表した。
孫が同幼稚園に通う、無職男性（６４）は「前から（買収の）うわさはあった。（容疑者の）いい話は聞かない」と言い切った。息子が通園する主婦（３１）も「事件は残念だが、幼稚園は信頼している。（容疑者の）印象は悪くなかったが……」と困惑した様子だった。
県警はこの日、午後５時半ごろまで家宅捜索、預金通帳やノートなど計３６５点を押収した。
一方、佐々木容疑者は調べに対し「議員を辞めたい」と供述しているという。公選法では、選挙期日から３カ月以内に欠員が生じた場合、得票数など一定の条件を満たせば次点が繰り上げ当選する。３カ月を過ぎると欠員となる。
５月３０日朝刊
最終更新:5月30日11時2分
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