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□事故調書3通を偽造・窃盗で起訴の元新庄署員 [山形新聞]
http://yamagata-np.jp/newhp/kiji/200705/03/news20070503_0024.html
事故調書3通を偽造・窃盗で起訴の元新庄署員
2007年5月3日(木) 13:22
真室川町のパチンコ店敷地内で3月、景品買い受け所の女性従業員から現金約124万円が入ったバッグをひったくったとして新庄署に逮捕され、懲戒免職処分となった元新庄署交通課係長渡辺良行容疑者(43)=窃盗罪などで起訴=が山形署交通2課の係長だった当時、交通事故の供述調書3通を偽造するなどしたとして、新庄署は2日、虚偽公文書作成、同行使の疑いで追送検した。
一方、窃盗事件の直接的な動機として明らかになった警察アパート管理費の着服は、約160万円に上るとみられることが判明。新庄署は同日、業務上横領の疑いでも渡辺容疑者を追送検した。県警は同日、監督上の措置として鶴岡署の警視(58)=前新庄署長=ら5人を本部長訓戒などとした。
調べによると、渡辺容疑者は山形署交通2課交通捜査係長だった2003年秋ごろ、いずれも山形市内で発生した人身事故1件と自損事故2件の交通事故3件で、被疑者と被害者について虚偽の供述調書3通を作成、上司である同課長の決裁を得るなどした疑い。3件とも送検はしていない。
渡辺容疑者は本来、事故の当事者と面談した上で、取り調べの内容を供述調書に記入する必要があったが、取り調べをせず、事故現場で聞いた状況説明などを基に調書を作成。事故関係者と同じ姓の印鑑を購入し、押印して上司の決裁を受けたとみられる。
3件は比較的軽微な事故。調べに対し、渡辺容疑者は「重大事故の処理に追われ、軽微な事故について調書を作成する作業が遅れてしまった」と供述しているという。
一方の業務上横領容疑は、新庄署の調べで、着服額が約160万円と判明。渡辺容疑者は新庄市東谷地田町の警察アパートに入居していた昨年5月ごろから今年2月ごろにかけて、会計担当として預かっていたアパート自治会の普通預金口座から、20回にわたって現金を引き出し、アパートの管理費約160万円を横領した疑い。
監督上の措置は前新庄署長が本部長訓戒、警備部の警視(55)=前新庄署副署長=が本部長注意、交通部の警部(47)=前新庄署交通課長=が所属長訓戒、交通部の警部(52)=元山形署交通2課長=が所属長注意、交通部の警部(57)=同=が本部長注意。
窃盗事件の発生後、県警は消費者金融からの借金の有無などについて、所属ごとに個別の聞き取り調査を実施するなど再発防止策に取り組んでおり、監察課の奥山信昭課長は「今回の事案を重く受け止め、職務倫理教養を徹底する」と話した。
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http://www.asyura2.com/07/nihon22/msg/561.html
投稿者 white 日時 2007 年 3 月 12 日 16:51:28: QYBiAyr6jr5Ac