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□山林火災連続8件 火の気なく放火の疑い 丸森 [河北新報]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070502-00000005-khk-l04
山林火災連続8件 火の気なく放火の疑い 丸森
5月2日6時12分配信 河北新報
宮城県丸森町の山間部で、原因不明の山林火災が相次いでいる。4月だけで下草や立木などが焼ける火災が8件発生。普段は火の気がない場所で夜間に発生するケースが多く、角田署は連続放火の可能性もあるとみて捜査している。
現場と発生日は地図の通り。2日に福島県境に近い同町峠坂下で最初の火災が起き、下草約100平方メートルが焼けた。以後、7日、11日と立て続けに発生。30日午後10時15分ごろにも大内沼端上で下草約300平方メートルが焼けた。
火災は8件中5件が町南部の大内地区で発生。出火時刻が不明な1件を除き、日中の発生は1件で、残る6件は夜間や早朝だった。
この時期、山菜採りや渓流釣りなどで入山する人が増え、たばこの不始末などで山火事となることはある。しかし、今年は2005年の発生ゼロ、06年の2件などと比べて件数が突出し、原因も分かっていない。
いずれも道路から数メートル以内で燃え上がったとみられるが、発生場所の道路は幹線からはずれ、利用するのは地元の人がほとんどという細い道。「人けがなくて、逃げやすい所に火を付けているのではないか」(町関係者)という見方が出ている。
住民にも不安が広がっている。大内地区の農業男性(70)は「夜中にサイレンが鳴ると本当にどきっとする。今は山林で済んでいるが、人家に燃え広がらないか心配だ」と表情を曇らせる。
町は町内の全5000世帯に警戒を呼び掛けるチラシを配布。警察や消防が巡回するなど、関係機関が連携して警戒を強めている。
最終更新:5月2日6時12分