★阿修羅♪ > 日本の事件23 > 675.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: ’07統一選:違反警告は40件 /山形 [毎日新聞] 投稿者 white 日時 2007 年 4 月 23 日 16:42:45)
□公選法違反:朝日町議選で現金渡し投票依頼、当選の新人ら逮捕 /山形 [毎日新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070430-00000113-mailo-l06
公選法違反:朝日町議選で現金渡し投票依頼、当選の新人ら逮捕 /山形
4月30日12時1分配信 毎日新聞
県警捜査2課と寒河江署は28日夜、22日に投開票された朝日町議選で初当選した同町松程、解体工、長岡睦容疑者(50)を公職選挙法違反(現金買収)容疑で、同陣営の選挙対策責任者で近くの農業、鈴木敏広容疑者(48)を同法違反(被買収)の疑いでそれぞれ逮捕した。両容疑者とも容疑を認めているという。
調べでは、長岡容疑者は2月下旬、自宅で鈴木容疑者に投票と票のとりまとめを依頼する報酬として現金10万円を渡し、鈴木容疑者は受け取った疑い。2人は同じ地区に住む幼なじみだった。
長岡容疑者は無所属新人として立候補。同町議選は前回03年よりも定数が4削減され、14人が12の議席を争う激戦となり、長岡容疑者は14人中9番目の得票で当選した。任期は5月1日からの予定だった。
支持者も聴取へ
関係者によると、長岡容疑者から票のとりまとめなどを依頼された鈴木容疑者は2月下旬以降、同級生ら支持者に現金2000〜3000円を配り、投票の呼び掛けなどを依頼した。現金を受け取った支持者らは親類や友人に「長岡容疑者に投票してほしい」などと呼び掛けていたという。
同課などは今後、現金を受け取ったとされる支持者らに事情を聴き、容疑が固まり次第書類送検する方針。【林奈緒美、細田元彰】
◇知名度低く、危機感募らす
同町議選は定数が4削減され、各陣営とも票が読みづらい選挙だった。長岡容疑者は新人で知名度が低く、当選ラインの票の獲得に危機感を募らせていたとみられる。
長岡容疑者の地元の松程地区は、かつては3人の町議を出したこともある。今回長岡容疑者が当選するまで、2期8年間地元出身町議の不在が続き、同地区がまとまれば、当選は確実と思われていた。しかし、長岡容疑者は知名度不足に加え、かつての3議員それぞれの地盤をまとめるのに苦労していたという。
近所の人の話では、長岡容疑者は家族の知人や同級生5〜6人、親類などを中心に選挙運動を展開した。当選ラインが420票程度とみられていたにもかかわらず、長岡容疑者は「松程からは120票くらいしか取れないと思う」と弱気な見方をしていたという。
一方、鈴木容疑者は農業を営む傍ら、近くに住む高齢者の代わりに農作業をしたり、PTA役員を務めたりするなど周囲の信頼は厚かった。
長岡容疑者は選挙対策責任者を探すのにも苦労していたらしく、ある関係者は「鈴木容疑者に渡した10万円の中には、役職を引き受けてもらう謝礼の意味もあったのではないか」と話した。
4月30日朝刊
最終更新:4月30日12時1分