★阿修羅♪ > 日本の事件23 > 657.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
□浜松・早出の火災:合戦凧焼失、住民ら肩落とす 「完成したばかりなのに」 /静岡 [毎日新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070429-00000039-mailo-l22
浜松・早出の火災:合戦凧焼失、住民ら肩落とす 「完成したばかりなのに」 /静岡
4月29日11時1分配信 毎日新聞
「もうまつりは終わった」。28日未明に浜松市中区早出町の自治会倉庫が全焼した火災。5月3日開幕の浜松まつりに使う合戦凧(たこ)20枚も焼失し、たこを揚げるはずだった住民たちは焼け跡に駆けつけ、肩を落とした。倉庫には高窓しかなく、内部がよく燃えていたことから放火は考えにくい状況という。しかし、現場に火の気はなく、浜松中央署が出火原因を調べている。
ほかに燃えたのは、たこ糸や、ちょうちん、法被など、まつりで使う道具ばかりだった。入り口のシャッターは電動式で、自治会員がまつりの準備作業を終えた前日午後9時には施錠が確認されていた。
隣接の木造倉庫には、夜の引き回しに使う御殿屋台(付帯設備も含め約1億円)が保管してあったが、建物の壁を焦がしただけで無事だった。
町の記念誌によると、早出町は83年に初めてたこ揚げ合戦に参加。まつり以外にも海外との親善交流のため10カ国以上でたこ揚げをしてきた。9月上旬にも英国に渡ってたこを揚げる予定だったが、そのたこも焼けてしまったという。
現場に駆けつけた凧揚会のメンバーは「昨年末から引佐に竹を切りに出かけ、割った。この前、完成したばかりのものが全部パーになった」と残念そうだった。
一方、町内に長男が生まれた家があると揚げられる「初だこ」は、約50メートルほど離れた八幡宮の拝殿に保管されていた。今年は11枚が準備され、同会会長の中村友紀さん(60)は「これだけは必ず揚げてやりたい」と話していた。【平林由梨】
4月29日朝刊
最終更新:4月29日11時1分