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(回答先: 2商店街で連続放火、店舗・住宅28軒など焼く…横浜 [読売新聞] 投稿者 white 日時 2007 年 4 月 27 日 16:14:51)
□横浜・磯子の2商店街火災:生活の場、突然奪われ 言葉失う商店主ら /神奈川 [毎日新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070428-00000123-mailo-l14
横浜・磯子の2商店街火災:生活の場、突然奪われ 言葉失う商店主ら /神奈川
4月28日13時2分配信 毎日新聞
◇60年以上の歴史、無残に
横浜市磯子区の滝頭市場と浜マーケットで27日未明、相次いだ火災。60年以上の歴史を持つ老舗商店街が炎にのみ込まれた。二つの商店街の距離はわずか1キロ。ともに火の気がない外部から火が出ており、連続放火の可能性も浮上している。突然生活の場を奪われた商店主らは、きな臭いにおいが漂う商店街を前に言葉を失った。【梅田麻衣子、杉埜水脈】
商店主らによると、同区滝頭2の滝頭市場では、27日午前2時40分ごろに「ポン」という音が響いた直後、青果店の倉庫から火の手が上がった。木造の店舗や住宅が密集する同市場の構造も災いし、火は市場内の全11軒に瞬く間に燃え広がった。商店街近くに住む主婦、高瀬智子さん(35)は「オレンジ色に染まった窓を見て、火事に気がついた。外に出ると熱風が顔に吹きつけ、5歳と1歳の子供を抱きかかえて必死で逃げた」と声を震わせた。
約1キロ離れた同区久木町の浜マーケットから出火したのはその約1時間半後。肉屋の店主(73)によると、出火直前、店の脇の通路で物音が聞こえ、外に出ると積んであった段ボールが燃えていたという。火の勢いは衰えず、商店街内の17軒が全焼した。住人に高齢者もいて、近所の人が火の中に飛び込み、救助した家もあったという。
住民らによると、浜マーケットは終戦直後の闇市から発展した商店街。当時はござの上に野菜や乾物を並べ、売っていたという。
また滝頭市場は戦前に誕生した。商店街から約200メートル先には歌手、美空ひばりさんの生家もあり、美空さんの母親も買い物に訪れていたという。しかし数年前、近くに大型スーパーができてからは、客足が遠のき、全盛期11店舗あった店も、八百屋や肉屋など5店舗が残るだけだった。
50年以上滝頭市場で暮らしてきた主婦、藤又静江さん(74)宅は2階の床が抜け落ちたうえ、水道管も破損して室内は水浸しになっていた。
幼少期には、同市場は水道やトイレも共用で、夜、店じまいした後は、近所の子供たちが通路に集まり、鬼ごっこやままごとをして遊んだという。藤又さんは「みんな兄弟のようにして育った。思い出が多く残る場所なのでまた住みたいが、子供もいないし建て直してもどうしようもない」とつぶやき、変わり果てたわが家を見つめてため息をついた。
4月28日朝刊
最終更新:4月28日13時2分