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(回答先: 熊本市役所に刃物男、さすまたで取り押さえる [読売新聞] 投稿者 white 日時 2007 年 4 月 26 日 16:17:42)
□熊本市役所に82歳刃物男 [スポーツ報知]
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20070427-OHT1T00053.htm
熊本市役所に82歳刃物男
熊本市の同市役所内で26日、生活保護を打ち切られたことを逆恨みした82歳の男が包丁を振り回し、暴れる事件が起きた。「住民票を出せ」などとわめき立てたが、刺又(さすまた)で職員らに取り押さえられ、ご用となった。男は昨年3月にも同様の事件を起こして逮捕されており、懲りていなかったようだ。調べに対し「住民票を出さないなら、職員を殺すつもりだった」と話している。
熊本県警熊本北署に銃刀法違反の現行犯で逮捕されたのは無職・井上豊彦容疑者(82)。
調べによると、同容疑者は26日午後1時20分ごろ、熊本市手取本町の市役所2階の「保護第1課」に訪れた。「職員の住民票を出せ」などと既に異動した市職員3〜4人の住民票を要求。職員が断ると、ポケットから刃渡り約15センチの包丁を取り出した。職員はすぐさま警察に通報したという。
井上容疑者は「警察を呼ぶなら呼べ」などとどなり声を上げ、包丁を振り回した。緊迫した空気に職員らは数分間、遠巻きに見ていたが、職員の1人が武具の一種である刺又(長さ約2メートル)で、包丁を叩き落とし、職員約10人がかりで取り押さえ、駆け付けた警察官に現行犯逮捕された。けが人はいなかった。
調べに対し、同容疑者は「生活保護を打ち切られ、裁判を起こすために(担当職員の)住民票がほしかった。出さないなら、職員を殺すつもりだった」と供述。計3本の包丁を所持していたという。
井上容疑者は昨年3月にも、生活保護の取り扱いをめぐり、包丁2本を持って同課カウンター内に侵入。職員に軽傷を負わせ、現行犯逮捕されていた。
市保護第1課によると、同課は生活保護の受給申請を取り扱っているが、住民票の発行はできない。井上容疑者は今回の事件以前の今月17、24日に同課を訪れ、2度目の訪問の際に「住民票を要求する」という趣旨の手紙を置いていったという。
市役所内では数年前に不審者に対応するマニュアルを作成。昨年7月には訓練も行い、同10月には刺又を各課に導入していた。同じ九州の長崎市長の射殺事件を受け、市役所内で警戒感が強まっていた。
一方で、県警は井上容疑者を昨年逮捕した際、高齢で刑事責任を問える精神状態になく、措置入院が妥当と判断。いったん釈放し、入院後に書類送検した。その後、起訴猶予処分となり、昨年7月に退院させていた。
(2007年4月27日06時01分 スポーツ報知)