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□違法DVD 中高生が販売 府警が逮捕 背後に暴力団 大阪電器街・日本橋 [産経新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070421-00000038-san-soci
違法DVD 中高生が販売 府警が逮捕 背後に暴力団 大阪電器街・日本橋
4月21日16時17分配信 産経新聞
大阪の電器街・日本橋(大阪市浪速区)で、中学3年生を含む中高生グループが、路上で違法DVDを販売しているとして21日午後、大阪府警が摘発に乗り出した。少年らは販売を終えるとタクシーで移動し、売上金などを暴力団風の男に手渡していたことも判明。府警によると、中学生による違法DVD販売は、これまでに摘発例がないという。府警は中高生グループのうち数人を著作権法違反容疑で逮捕、組織の実態を解明する。
調べでは、少年らはいずれも大阪市内に住む14〜15歳の中高生6人。今年初めから週末を中心に日本橋の路上に露店を開き、上映中の作品や日本未公開の作品を複製した違法DVDを1枚1000円で販売している。
少年らのうち3人は3月中旬の日曜日、路上で違法DVDを販売したあと、同じタクシーに相次いで乗り、中央区内のコンビニエンスストア前へ直行。中年の暴力団風の男2人が、少年らをタクシーまで出迎えると、売れ残ったDVDの入った袋と売上金の入った封筒を受け取り、5人とも歩いて姿を消したという。 また、3人組の一人はタクシーのなかで、携帯電話で暴力団風の男とみられる人物に連絡し、府警の捜査車両による追跡を確認するため、後方を走る乗用車のナンバーを報告するなどしていたらしい。
日本橋では約3年前から露店で違法DVDの販売が横行。府警生安特捜隊などは昨年9月、捜査員126人を投入して露店16店を一斉摘発、著作権法違反容疑で20人を逮捕した。一斉摘発以降、数店が露店を開く程度で沈静化していたが、最近は再び増加している。
府警幹部は「売り子らの背後に暴力団がいるのは確実。一斉摘発で売り子が多く逮捕されたため、逮捕される可能性の低い中学生を売り子として使い始めたのではないか」と指摘している。
最終更新:4月21日16時17分
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□違法DVD 中高生が販売 「若いから」罪の意識希薄 [産経新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070421-00000037-san-soci
違法DVD 中高生が販売 「若いから」罪の意識希薄
4月21日16時17分配信 産経新聞
電化製品を買い求めに来る家族連れや、アニメファンの若者らでにぎわう日本橋の電器街。今月初旬の週末には、アーケード沿いに違法DVDを販売する6つの露店が、店を開いていた。売り子の中には、中高生とみられる少年も3人ほど確認できた。
ジーンズに黒いパーカー姿の少年が開く露店では、白い折りたたみ式テーブルの上に、30枚ほどの違法DVDが整然と並んでいた。そばに置かれた袋の中にも、数十枚が入っている。
日本で未公開の映画のDVD作品もあった。少年はそれらを手に取って品定めをする客に「どれでも1つ1000円ですよ。未公開でも字幕はちゃんと出ます」と説明している。相場はだんだん下がっているとはいえ、今でも正規の新作DVDは安いものでも2000〜3000円。1枚1000円は破格だ。
露店には買い物客がひっきりなしに訪れ、「売り切れてしまったものも多いんです。すみません」と釈明を繰り返すなど、売れ行きは上々の様子だ。時折、商品の補充のため、ジャージー姿の中年男が各露店をまわっている。
別の露店を開いていたジーンズ姿の少年は客に「若いねぇ」と年齢を聞かれ、少し間を置いて「16歳」と答えていた。さらに、「若いから、こういうこと(違法DVDの販売)ができる」とうそぶいた。
少年であれば摘発される可能性が少ないことを自覚しているようで、罪の意識を感じていないようだった。
最終更新:4月21日16時17分