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(回答先: <発砲>射殺事件後ろう城の組員を逮捕 頭撃ち重体…町田[毎日新聞] 投稿者 あっくん 日時 2007 年 4 月 21 日 07:10:07)
□発砲 警官突入、容疑者は頭撃ち重体 近くに拳銃2丁 [毎日新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070421-00000015-maip-soci
発砲 警官突入、容疑者は頭撃ち重体 近くに拳銃2丁
4月21日17時6分配信 毎日新聞
神奈川県相模原市で20日、指定暴力団極東会系金原組、横山円(まどか)組員(37)が射殺され、実行役とみられる同組組員、竹下祐司容疑者(36)が東京都町田市の自宅アパートに立てこもった事件は、21日午前3時すぎ、警視庁の捜査員が室内に強行突入し、竹下容疑者を銃刀法違反(拳銃所持)容疑で現行犯逮捕した。既に拳銃で頭を撃って倒れており、病院に運ばれたが重体。事件は発生から約15時間ぶりに解決した。
捜査員は室内に催涙弾を撃ち込んだ後、ベランダ側から室内に入った。竹下容疑者はベランダ側の居間であおむけに倒れているのを発見された。頭部から血を流しており、近くに自動式拳銃2丁があった。血は乾いており、警視庁は捜査員が突入する以前に、竹下容疑者が自殺を図って頭を撃っていたとみている。部屋にいたのは竹下容疑者だけだった。
一方、神奈川県警は20日夜、横山組員の射殺事件で殺人容疑の逮捕状を取った。警視庁が射殺事件の現場から逃げ戻り自宅に立てこもった経緯を捜査した後、県警が詳しく取り調べる。
竹下容疑者は20日正午ごろから自宅に立てこもり、約30分にわたって拳銃9発を発射。立てこもりの直後から組幹部らが携帯電話で出頭するよう呼びかけ、同容疑者は「申し訳ない。死んでおわびをする」などと答えていたが、夕方には携帯電話の電源が切られ、連絡が取れなくなった。室内は電灯が消されたままで暗く、捜査員が午後11時過ぎまで4回にわたり説得を続けたが、応答がなかった。このため警視庁は突入による身柄確保を決断し、未明の強行に踏み切った。発生から約15時間を経ての突入について警視庁は「判断に問題はなかった」としている。【鈴木泰広、石丸整】
◇暗闇にオレンジ色の光…発射音
静かな闇を切り裂く破壊音、立ち昇る白煙−−。警視庁の突入に、現場は騒然とした雰囲気に包まれた。
現場の緊張感が高まり始めたのは午前2時40分ごろ。金属製の盾と防弾用のヘルメットやチョッキを着た黒ずくめの警視庁捜査1課特殊捜査班「SIT」の捜査員約30人が建物周辺を取り囲んだ。SITは容疑者の説得や被害者救出のために突入する捜査班。午前1時ごろから、近くの別棟の空き室で約1時間のシミュレーションをして入念な準備をしていた。
2台の投光器がアパートを照らし、約30メートル離れたパトカーの陰には拳銃を構えた捜査員が待機。腰をかがめながら、玄関前にたどりついた捜査員は、ドアの前にそっと丸太を置き、内側から開かないように押さえた。
「ドーンドーン」「ボンボンボン」。午前3時5分。ベランダ側にいた6人の捜査員が一斉に催涙弾を発射。オレンジ色の光の筋が窓ガラスを割り、発射音が暗闇に響きわたった。玄関側でも、捜査員が玄関脇の窓から、催涙弾を室内に向けて発射した。
割れたガラスやすき間から白い煙が吹き出る中、黒ずくめの一団がベランダのフェンスを乗り越えて室内に突入。捜査員らはドアをあけて内部をのぞき込むが暗くて見えない。携帯型のライトを手に室内に入り込むと、目指す竹下容疑者は、居間に頭から血を流し、あおむけに倒れていた。
駆けつけた救急隊によって、担架に乗せられた竹下容疑者は、右手を振るなど反応をみせ、うめき声を上げたが、首筋にはまっ赤な血。けたたましいサイレンを鳴らしながら救急車は病院に向かった。SITの背後には、狙撃を任務とする特殊急襲部隊「SAT」も控えていた。【佐々木洋、長野宏美】
最終更新:4月21日17時6分