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□ウナギ稚魚密漁:証拠隠滅後、バケツに“一匹” 組幹部ら4人逮捕−−日向 /宮崎 [毎日新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070418-00000254-mailo-l45
ウナギ稚魚密漁:証拠隠滅後、バケツに“一匹” 組幹部ら4人逮捕−−日向 /宮崎
4月18日16時1分配信 毎日新聞
日向署は17日までに門川町宮ケ原の暴力団幹部、吉田義照容疑者(49)ら4人を「うなぎ稚魚の取扱いに関する条例」違反容疑で逮捕した。4人は日向市の岸壁でタモを使ってウナギの稚魚を捕っていたが、見つかった際、バケツの中身を海に捨てて逃げたが、約6センチのウナギ1匹だけが残っており、“御用”となった。
日向署の調べでは、吉田容疑者ら4人は3月21日午後9時15分ごろ、日向市幸脇の市漁協幸脇支所南東約40メートルの岸壁で、タモ(全長1・6メートル、直径30センチ)を使い、ウナギの稚魚を捕獲した疑い。密漁者を見張っていた警察官が近づいたところ、証拠を隠そうとバケツの中身を海に捨てたが、バケツの中に1匹残っており、逃げ遅れた行商の男(44)を同条例違反容疑で現行犯逮捕、逃げていた吉田容疑者ら3人も17日までに同容疑で逮捕した。
関係者によると、密漁現場を見つけても証拠隠滅を図り、白を切る場合が多いが、今回は1匹の稚魚が物言わぬ証拠となった。【甲斐喜雄】
4月18日朝刊
最終更新:4月18日16時1分