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(回答先: <放火>川崎の商店街火災で容疑者逮捕 神奈川県警 [毎日新聞] 投稿者 white 日時 2007 年 4 月 11 日 00:33:22)
□川崎・溝口の火災:商店主ら復興に不安 容疑者逮捕も市の再建計画なく /神奈川 [毎日新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070411-00000131-mailo-l14
川崎・溝口の火災:商店主ら復興に不安 容疑者逮捕も市の再建計画なく /神奈川
4月11日12時1分配信 毎日新聞
◇川崎商店街放火
川崎市高津区の溝口駅西口商店街に放火したとして現住建造物等放火容疑で逮捕された解体作業員、沼沢力容疑者(32)は、同商店街のなじみの客だった。「金がなくムシャクシャしてやった」。身勝手な動機で生活の場を奪われた商店主らは、容疑者逮捕に安堵(あんど)する一方、復興の道筋が見えないことに不安を募らせた。
同商店街の入り口にはいまだに真っ黒なすすに覆われた店舗が3軒並び、火災の傷跡が鮮明に残る。沼沢容疑者が火を放ったとされる鮮魚店の店主、安藤忠夫さん(61)は全焼した店舗の片付けに追われ、体調を崩したという。安藤さんは「火事のことはもう話したくない」と力なく話した。
同商店街は戦後まもなく、用水路の上を不法占拠して形成された。店主たちは再建を望むが、川崎市は「同じ場所で再建は認められない」という方針。わずか2メートルの通路の両脇に並んでいた商店街の復興を求める常連客は多く、これまでに署名約4000人分を集めた。しかし同市との交渉は平行線のままだ。
小沢留雄同商店街会長(76)は「犯人が捕まったことは一区切りだが、再建への具体的な計画はない。今後は市への陳情や署名活動をしながら何とか再建を果たしたい」と話した。【吉住遊、写真も】
4月11日朝刊
最終更新:4月11日12時1分