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(回答先: [民家5遺体]死後5〜20年…身元確認急ぐ 福岡・大牟田|毎日新聞 投稿者 white 日時 2007 年 4 月 03 日 21:57:50)
□民家に5遺体 大牟田署「祈祷していた」 死後4‐20年 [西日本新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070404-00000003-nnp-l40
民家に5遺体 大牟田署「祈祷していた」 死後4‐20年
4月4日10時7分配信 西日本新聞
3日午後5時50分ごろ、福岡県大牟田市明治町3丁目、無職永江茂夫さん(99)方で、成人男女とみられる5人の遺体を大牟田署員が発見した。遺体は木造平屋の民家の3室に分かれ、既に白骨化またはミイラ化し、死後約20‐4年経過していた。同署は、5人は永江さんと妻フミコさん(92)、子どもの男女3人の可能性があるとみて、4日にも司法解剖する。市内に住む家族は、調べに対し「死者をそのままにしておくとよみがえる」などと話しているという。
調べでは、発見時、永江さん方は施錠され雨戸や窓も閉め切られていた。5人は8畳や6畳の和室で別々に布団に入った状態で見つかり、目立った外傷はないという。
大牟田市によると、民生委員が3月14日に「永江さんの安否が確認できない」と市に通報。市職員と民生委員が翌15日、永江さん方を訪問したが応答がなく、市内に住む娘に事情を聴くと「両親は兄が連れて親せきの所へ行っている」「今は熊本。気晴らしに親せきの所を転々としている」などと話したという。しかし、その後も連絡は取れず、市は30日に同署に相談していた。
同署によると、永江さんはよく祈祷(きとう)をしていたという。
市によると、2005年の国勢調査の際、永江さんの娘が「両親、長男、長女が居住している」と記入。書類上は生存していて、年金も受給していたという。
現場は、西鉄天神大牟田線新栄町駅から北西約500メートルの住宅街。
近所の住民の話では、永江さん夫婦には子どもが6人いたとみられる。このうち長男らは毎週1回程度、定期的に通ってきて室内を掃除していた。また、発見4、5日前には、長男が近所の人に「(両親は)おれのアパートで見ているから大丈夫。心配かけてごめんね」と話したという。
あの静かな家で何があったのか‐。福岡県大牟田市の民家で見つかった5人の遺体。亡くなったのはこの家に住む永江さん夫婦や子どもとみられるが、市街地の一角で、20年もの長期にわたって遺体が放置されていた可能性がある事件は、謎に包まれている。
近所の人の話では、永江さんには60‐70代とみられる二男四女の計6人の子どもがいて、永江さん方によく出入りしていた。祈祷(きとう)をしていた永江さんの自宅からは、太鼓を鳴らす音が外まで聞こえることもよくあったが、永江さん自身は十数年前から見かけなくなり、太鼓の音も聞こえなくなったという。
一方、娘4人が白衣を着ていたのを目撃した人もいた。約7年前に永江さん方に牛乳を配達していた主婦(60)は「薬剤師のような服装だった」という。10‐15年前には、永江さんの娘が消毒液のようなものを自宅周辺にまいているのを見た人も。この住人は「あまりに臭く、今思えば何かのにおい消しだったかもしれない」と話した。
永江さん一家は、近所付き合いはほとんどなかったが、娘2人が十数年前まで化粧品の訪問販売をしていて、勧誘された人もいた。
近くの自営業男性(69)は「永江さん一家は宗教にはまっていた。宗教絡みの事件ではないか」と推測。近くの女性は「娘の1人に一昨年会った時は、『両親は親せきの家でちゃんと面倒を見ている』と話していた」と、顔を曇らせていた。
=2007/04/04付 西日本新聞朝刊=
最終更新:4月4日10時7分