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□漁船転覆3人不明 青森「大きな波、一気に」 [産経新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070318-00000014-san-soci
漁船転覆3人不明 青森「大きな波、一気に」
3月18日8時0分配信 産経新聞
17日午前5時すぎ、青森県おいらせ町二川目の沖合約500メートルで、同町百石町漁協所属の「第5有漁丸」(4・48トン)が転覆しているのを仲間の漁船が発見、第2管区海上保安本部に通報した。漁船には3人が乗っていたが、行方不明となった。八戸海上保安部(同県八戸市)のヘリコプターや巡視艇などが周辺海域を捜索しているが難航している。
百石町漁協によると、行方不明になったのは船長の佐々木克昌さん(49)=おいらせ町一川目▽遠藤民治さん(56)=同▽木戸口悟さん(34)=同町向平。
漁船は同日午前5時ごろ、9隻の船とともに、三沢市の三沢漁港を出発し、ホッキ貝漁に向かう途中だった。漁船は水深6・5〜7メートルの海上を航行、3人とも救命胴衣を着用していたという。
別の船に乗っていた男性は事故当時の様子を「大きな波が来て、波にのまれるように一気にひっくり返った」と話し、別の男性は「波がかなり高くてそばに行けなかった」と振り返った。
関係者によると、佐々木さんと遠藤さんは親類。木戸口さんは2人の友人で、手伝いのため乗船していた。
同保安部によると、事故当時、現場海域は晴れており、西の風5メートルで、うねりは約50センチだった。
ホッキ貝漁は12〜3月が解禁期間で、今が最盛期という。
最終更新:3月18日8時0分