★阿修羅♪ > 日本の事件22 > 598.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
□窃盗:76歳の男性、60歳のさい銭ドロ捕まえる−−川崎の祠内 /神奈川 [毎日新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070314-00000141-mailo-l14
窃盗:76歳の男性、60歳のさい銭ドロ捕まえる−−川崎の祠内 /神奈川
3月14日12時2分配信 毎日新聞
◇「神様のものを盗むなんて…」
76歳の男性が60歳の窃盗容疑者を捕まえた――。13日午後0時半ごろ、川崎市中原区上平間で、男が市道沿いにある祠(ほこら)内のさい銭箱からさい銭を盗もうとしているのを散歩中の会社役員の男性(76)が発見。男は現金2715円を盗んで逃げたが、約300メートル追跡した男性に取り押さえられ、駆けつけた中原署員に窃盗容疑で現行犯逮捕された。お手柄の男性は「お寺とか神様のものを盗むなんて許せない」と怒っている。
調べでは、男は同市幸区古市場1、無職、佐々木昇容疑者(60)。「遊ぶ金が欲しかったからやった」と供述しているという。
会社役員の男性は現場近くを通りかかった際、祠の方から「ゴンゴン」という物音がしたため、見ると佐々木容疑者が祠内にあった鉄製さい銭箱の鍵をドライバーでこじ開けようとしていた。
「やめろ」と声をかけたが、佐々木容疑者は答えずそのまま逃走したため、男性も追跡。走ったり歩いたりしながら西へ約300メートル行ったところで、佐々木容疑者の後ろから抱きついて取り押さえた。佐々木容疑者はしばらくふりほどこうと抵抗したが、近くにいた通行人が110番して観念した様子を見せたという。男性にけがはなかった。
他人の悪行を見て見ぬふりをする市民も少なくない中、中原署の石井利宗副署長は「高齢にもかかわらず、地域の安全のために貢献してくれて本当にありがたい」と感激していた。【吉住遊、写真も】
3月14日朝刊
最終更新:3月14日12時2分