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□反対住民のメモ盗む 建設説明会 セレマ社員 容疑で書類送検 [京都新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070227-00000001-kyt-l26
反対住民のメモ盗む 建設説明会 セレマ社員 容疑で書類送検
2月27日9時37分配信 京都新聞
冠婚葬祭会社セレマ(京都市中京区)が左京区下鴨に葬儀場を建設するために開いた住民説明会で、建設に反対する住民グループの内部メモを盗んだとして、上鴨署が窃盗の疑いで、同社の40代の男性社員を書類送検していたことが、26日分かった。同葬儀場の建設をめぐっては住民の反対運動が起きており、メモにはセレマ側の説明への反論材料や今後の活動方針などが記されていた。セレマは「メモを何かに利用したことはない」としている。
調べでは、社員は昨年1月14日に北区で開かれた住民説明会で、建設に反対する住民グループの代表(55)が作成したA4判のメモ1枚を盗んだ疑い。上鴨署は今年2月22日に書類送検した。
住民側によると、メモには住民グループが説明会の直前に開いた対策会議で話し合った内容をもとに、セレマに質問する内容や説明への反論などが書かれていた。
メモは、住民が説明会で社員に関係資料を見せた際、誤って資料と一緒に渡してしまったとみられる。資料を回収した時にはなく、住民は紛失したと思い込んでいた。
しかし、昨年9月に開かれた集会に、セレマの別の社員がメモのコピーを持参していた。住民側が説明会を撮ったビデオを確認したところ、社員が自分の資料の下にメモを隠す場面が映っていたため、上鴨署に被害届を出した、という。
グループの代表は「こちらの手口を知るために盗んだのなら、とんでもない行為だ。企業としての誠意が感じられない」と憤っている。
セレマ総務部は「地検の捜査を見守りたい。社員に責任があるということになれば、被害者に誠意を持って対応する」としている。書類送検された社員は現在、住民の担当から外れている。
セレマは2005年1月に左京区下鴨に葬儀場建設の用地を取得したが、建設に反対する住民との対立が続いている。
最終更新:2月27日11時7分