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(回答先: 大学生、殺害認める供述=「金が欲しかった」−杉並の親子強殺・警視庁 [時事通信] 投稿者 white 日時 2007 年 2 月 14 日 22:55:54)
□杉並事件 被害カード使う 容疑の大学生逮捕 [東京新聞]
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20070214/eve_____sya_____007.shtml
杉並事件 被害カード使う
容疑の大学生逮捕
東京都杉並区の無職野元富恵さん(86)と長男の会社員新一郎さん(61)が一月二十八日、自宅で刺殺されているのが発見された強盗殺人事件で、警視庁荻窪署捜査本部が、新一郎さん名義のクレジットカードで現金を引き出そうとしたとして、窃盗未遂容疑で同区桃井二、日本大理工学部三年の志村裕史容疑者(21)を逮捕していたことが十四日、分かった。
志村容疑者宅は、野元さん宅のすぐ近くにあり、捜査本部は同容疑者が強盗殺人事件に関与した疑いが強いとみて、追及している。
調べでは、志村容疑者は一月二十五日午後六時ごろ、杉並区内のコンビニエンスストアの現金自動預払機(ATM)から新一郎さん名義のクレジットカードを使用し、現金を引き出そうとした疑い。暗証番号を間違え、引き出せなかった。今月十日に逮捕された同容疑者は容疑を認め、「カードは捨てた」と供述しているという。
調べでは、野元さん親子は一月二十八日午後、自宅でそれぞれ胸を刺され、死んでいるのが発見された。二階の新一郎さんの寝室に凶器とみられるナイフが落ちていた。また、ほとんどの室内が物色され、新一郎さんの書斎には紙幣がなくなった財布が落ち周囲にはカード類が散乱していた。
野元さんは同二十四日夜、関西地方に住む長女と電話し、同二十五日の朝刊から新聞がたまっていたことから、捜査本部は同二十四日夜から同二十五日朝にかけ、親子が殺害されたとみている。同二十五日午前三時ごろ、付近住民が野元さん宅の門が開けられたり、砂利を踏みしめるような音を聞いている。
■容疑者宅被害者宅から20メートル
窃盗未遂容疑で逮捕された大学生、志村裕史容疑者が住む家は、野元さん親子が殺害された自宅からわずか約二十メートルしか離れていなかった。
近くの住民によると、志村容疑者は両親と姉、弟と五人暮らし。同容疑者を知る女性(77)は「(志村容疑者は)背が高く、ハンサムでとてもまじめそうに見えた。おとなしそうで、会えば『こんにちは』とあいさつしていた。両親もとてもまじめで、すごく良い人。父親は会社を退職し、現在はマンションを経営している」と話す。「家は裕福なはずで、(もし強盗殺人事件を起こしたのなら)本当に信じられない。心臓が飛び出すほどびっくりしています」と驚いていた。
また、志村容疑者の父親は事件後、「うちの犬もほえなかったんですよ」と話していたという。
杉並区の安全パトロール隊を担当する同区危機管理対策課によると、住宅街での事件だったため、区の面積の八割を占める住宅街で重点的に、不審者の発見などパトロールに努めてきたという。
同課は「空き巣が多い地域でもあるので、普段の乗用車ではなく、自転車を使ったパトロールもやっている」と話した。