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(回答先: 殺人 車中に射殺体 東京・西麻布 [毎日新聞] 投稿者 white 日時 2007 年 2 月 05 日 19:22:46)
□暴力団発砲 3カ所を銃刀法違反容疑で家宅捜索 警視庁 [毎日新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070208-00000017-maip-soci
暴力団発砲 3カ所を銃刀法違反容疑で家宅捜索 警視庁
2月8日17時14分配信 毎日新聞
東京都内で5日から6日にかけて指定暴力団山口組系組織の関係するマンションに相次いで銃弾が撃ち込まれた事件に絡み、警視庁組織犯罪対策4課は8日、中央区銀座7の住吉会小林会総本部など住吉会系の関係先3カ所を銃刀法違反容疑で一斉に家宅捜索した。発砲は小林会系幹部が射殺された事件の報復とみられており、同課は捜索を通じて事件の背景を捜査するとともに、新たな事件の抑え込みを狙う。
捜索先はほかに、港区六本木3の小林会六本木本部▽同所の小林会系組事務所。銀座の小林会総本部には午前10時50分、スーツ姿や防弾チョッキを着た捜査員約30人が捜索に入った。3カ所で計約70人を動員している。
山口組系組織を対象にしたとみられる一連の発砲は5〜6日に港区、渋谷区、豊島区の3カ所で発生。このうち同課は、渋谷区道玄坂の山口組国粋会系事務所が入居するマンションで拳銃を発射したとして、小林会系組幹部、沼能英雄(43)と上野浩二(40)の両容疑者を銃刀法違反容疑などで逮捕した。
今回の家宅捜索は、直接にはこの逮捕容疑に絡むもの。同課は7日、上野容疑者の関係先から拳銃1丁と実弾46発を押収。発砲に使用された可能性もあるとみて鑑定している。
◇両組幹部が会合、和解探る
山口組側への発砲が5〜6日に相次いだ後、山口組と住吉会の幹部が7日に会合を持ったことを警視庁は確認している。和解に向けた会合だったが、山口組国粋会から住吉会側が借りている都内の縄張りを巡って話し合いがもつれ、和解にいたらなかったとの情報がある。今後の推移は不透明だ。
一連の発砲事件の発端となったのは、住吉会小林会系の杉浦良一幹部(43)が東京・西麻布で射殺された事件。小林会は複数の山口組系組織との間でいくつかのトラブルを抱えていた。射殺される前日の4日、杉浦幹部は、山口組太田会系の事務所を訪ねていた。太田会系組織が新たに事務所を設置しようとしていたことに対し、話し合いを持ったという。
射殺事件の約1時間後には太田会系の事務所に銃弾が撃ち込まれた。このためまず、両組織間のトラブルが事件の背景として浮上したが、捜査幹部は「前日の話し合いの状況は、射殺事件に結びつくような内容ではなかった」とみる。
山口組国粋会系事務所が入居するマンションで拳銃を発射したとして逮捕された小林会系幹部は、「国粋会を狙った」と供述。国粋会と小林会は小林会が国粋会から借りている縄張りの「賃料」引き上げを巡ってトラブルになっていたという。
都内の山口組勢力は95年に100人だったが、97年=250人▽00年=540人▽03年=800人▽05年=1650人と急増している。05年に傘下に収めた国粋会以外に、現在、山口組系組織の事務所は都内に数十はあるという。捜査幹部は「山口組の東京進出が背景にあることは間違いない」と話す。
最終更新:2月8日17時14分