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(回答先: 歌織容疑者、異臭指摘でタクシー下車し胴体放置 [読売新聞] 投稿者 white 日時 2007 年 1 月 31 日 10:58:13)
夫遺体切断:歌織容疑者を殺人で再逮捕 「争いに決着」
東京都渋谷区の不動産投資信託会社員、三橋祐輔さん(当時30歳)の切断された遺体が見つかった事件で、警視庁新宿署捜査本部は31日、死体遺棄容疑で逮捕していた妻、歌織容疑者(32)を殺人容疑で再逮捕した。「殺害したことで、夫との争いに決着がついた」。歌織容疑者には今も反省の言葉はないという。
これまでの調べで、歌織容疑者は(1)夫の暴力(2)自分の両親への対応の悪さ(3)争いごとがあっても謝らない(3)夫の借金など経済的問題(4)夫の異性関係−−など、冷め切った夫婦関係について触れた。「何度も離婚を考えたが、これまでの仕打ちに慰謝料をもらうだけでは収まらない」。そう供述しているという。
2人は02年11月、東京・高円寺の焼き鳥屋での「合コン」で知り合い、翌年3月に結婚した。当時、祐輔さんは中央大学卒業後、弁護士を目指して法律事務所でアルバイト。歌織容疑者は新潟の県立高校を卒業し、客室乗務員を目指して白百合女子大に進学したが、夢破れてコンサルタント会社の派遣社員になった。
祐輔さんは「お金がないので式は挙げません。これからは歌織のために頑張って働きます」と友人にメールで報告。アルバイト生活の中から工面したシルバーの指輪を歌織容疑者に贈った。
弁護士を断念した祐輔さんは、不動産投資会社に就職。05年にはモルガン・スタンレーのグループ会社に転職し、年収1000万円超の収入と、事件現場となった高級マンションの暮らしを手に入れた。夢を追って上京した男女は、出会いによって夢に代わるものを得たはずだった。
事件の約1カ月前の昨年11月。渋谷区の自宅近くの井の頭通りで、犬を連れて散歩する2人を近所の男性が目撃している。2人は一言も交わさず、1メートルほど離れたまま歩く姿が異様に映った。
「決して高価でない指輪をしていたころの2人が一番幸せそうだった」。合コンをセットした女性(32)はそう語った。【川上晃弘、佐々木洋】
毎日新聞 2007年1月31日 20時08分