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(回答先: 殺しの報酬、三上容疑者が約束…上申書事件 [読売新聞] 投稿者 white 日時 2007 年 1 月 31 日 10:26:12)
□実行グループ内に報酬分配でトラブル [毎日新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070130-00000011-mai-soci
<殺人上申書>実行グループ内に報酬分配でトラブル
1月30日3時2分配信毎日新聞
茨城県阿見町のカーテン店経営、栗山裕さん(当時67歳)が殺害された事件で、元暴力団組長、後藤良次容疑者(48)と元不動産ブローカー、三上静男容疑者(57)が殺害報酬の分配を巡ってトラブルを起こしていたことが分かった。三上容疑者が約束した計5000万円を払わなかったという。県警水戸署捜査本部は、後藤容疑者が上申書を提出した背景に、実行グループ内の金銭トラブルがあったとみている。
調べなどによると、後藤、三上容疑者と栗山さんの家族らは、栗山さんを殺害して保険金を詐取しようと共謀。00年8月13日に栗山さんが死亡した後、妻澄江容疑者(75)ら家族は保険金約1億円を受け取った。澄江容疑者らは、殺害依頼を仲介したとされる工務店経営者(昨年12月に交通事故死)に報酬として約6800万円を支払い、うち数千万円が三上容疑者に渡ったとみられる。
三上容疑者は後藤容疑者に100万円を渡し、「(同年)9月1日に(後藤)良次君に3000万円、小野寺(宣之容疑者)、浦田(大容疑者)に1000万円ずつ渡す」と約束したという。後藤、小野田、浦田容疑者は同年8月30日、報酬を受け取るため埼玉県に向かう途中、別の殺人未遂容疑などで栃木県警に逮捕された。三上容疑者は拘置所に接見に来た際、後藤容疑者に「約束は守るからもう少し待ってくれ」と話したが、2回に分けて計約13万円が差し入れられただけだった。
後藤容疑者は報酬支払いの直前に逮捕されたことで三上容疑者に疑念を抱き、自分がかかわった複数の不動産を勝手に売却したことにも不満を持っていたという。仲間の暴力団関係者が04年10月に自殺したことについても、調べに「おれが服役中、三上が舎弟の面倒をみると約束したのに、守らなかった」と供述している。
後藤容疑者によると、三上容疑者は、上申書に記載された「第1の事件」で「億単位の金」、「第2の事件」で約7000万円を入手。うち2000万円近くが約束通り後藤容疑者に渡ったという。毎日新聞の取材に後藤容疑者は「三上静男は以前は約束を守る人間だった。三上の裏切りを許すことはできない」と答えている。【三木幸治、山本将克】
最終更新:1月30日3時4分