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(回答先: 民家に男女2人の遺体=刺し傷、物色の跡も-事件とみて捜査 [時事通信] 投稿者 white 日時 2007 年 1 月 29 日 01:38:11)
□<強盗殺人>85歳母と61歳長男の刺殺体 東京・杉並 [毎日新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070128-00000039-mai-soci
<強盗殺人>85歳母と61歳長男の刺殺体 東京・杉並
1月28日20時48分配信�毎日新聞
28日午後3時ごろ、東京都杉並区桃井2、野元富恵さん(85)宅で、富恵さんと長男の新一郎さん(61)が死亡しているのを通報で駆けつけた警察官が見つけた。いずれも胸を刃物で刺されており、室内が物色されていたことから、警視庁捜査1課は強盗殺人事件として荻窪署に捜査本部を設置した。
調べでは、富恵さんは1階、新一郎さんは2階にあるそれぞれの寝室で死亡していた。2人とも寝ているところを襲われたとみられ、あおむけでふとんがかけられていた。いずれも左胸に鋭利な刃物による刺し傷があり、致命傷とみられる。
新一郎さんには右足にも刺し傷があったほか、両手には刃物から身を守ろうとした傷が多数あった。死後2~4日たっているという。室内から包丁やナイフが見つかっており、捜査本部は凶器の特定を進めている。
室内で新一郎さんの財布が見つかったが、紙幣が入っておらず、カード類がばらまかれていた。またたんすの引き出しが開けられ、衣類が散乱していた。勝手口が施錠されていなかったことから、犯人は勝手口から侵入したらしい。
富恵さんは新一郎さんと2人暮らし。郵便受けに新聞がたまっていたため、不審に思った近所の男性が同署に通報した。
24日午後8時ごろ、別居している家族が富恵さんと電話で話していた。また通報した男性は、野元さん宅の浴室のあかりが25日ごろからついたままになっているのに外から見て気付いていたという。
現場はJR荻窪駅から北西へ約1.5キロの住宅地。荻窪署からも約300メートルと近い。【鈴木泰広、川上晃弘】
◇25日以降、応答なしに
付近住民の話では、野元さん親子は30年以上前から住み、夫とは10年ほど前に死別したという。近くの主婦(77)によると、富恵さんは昨年11月に町内会主催の絵画展覧会にランの水墨画を出品。「うまく描けたわ」と笑顔で話していた。三味線も習い、活発な人だったという。
別の主婦(55)は「去年、近所で同じ家に2度も空き巣が入り、物騒なことが起きるものだと警戒していたばかりだった。この辺りは静かな住宅街で、暮らすにはとてもいい場所なのに」と顔をこわばらせた。
富恵さんと50年以上の付き合いがあるという60代の女性は「背筋をいつもしゃんと伸ばした元気なおばあちゃんなのに」と驚きを隠さない。近くの60代の男性も「おはようございます」と元気に声をかけてくれる、しっかりした女性に映ったという。
野元さん宅に新聞を配達していた男性によると、今月25日以降、集金のため同宅を毎日訪ねたが応答がなかった。「新聞がたまっていたのでおかしいなと思っていたが、まさか事件が起きていたとは」と驚いていた。【佐々木洋、合田月美、武内亮】
最終更新:1月29日0時55分