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永田洋子はいよいよ死刑未執行のまま獄中死することになるのかな。相棒の森恒夫が逮捕された時にはその写真を新聞紙上で見て愕然とした。高校の1年下に彼がいたのを覚えていたからだ。彼は剣道部にいた。どちらかと言えば右翼的なものの考え方をするおとなしい生徒で、確か物理の福田先生が担任だった。
高校在学中ボクら仲間は武道場でふざけ合ってよくボクシングのまねごとをした。その時剣道部で防具を借りて殴り合ったのだ。そういうわけで1年下の森恒夫とも面識があった。「連合赤軍の一味」が逮捕されたとき、隣家のおばさんが「お宅とよう似た人相の人が何人も逮捕されたよ」と人聞きの悪い冗談を言ってくれたのを思い出す。
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http://www.47news.jp/CN/200810/CN2008101101000468.html
連合赤軍事件の永田死刑囚危篤 山岳アジトで仲間“総括”
1971−72年を中心に起きた一連の連合赤軍事件のうち、大量リンチ事件の殺人や傷害致死罪などに問われ、93年に死刑が確定した元連合赤軍幹部の永田洋子死刑囚(63)が拘置先で危篤状態となったことが11日、分かった。家族が拘置先に向かったという。東京都新宿区で同日開かれた世界死刑廃止デーの記念イベントで報告された。
確定判決によると、永田死刑囚は元連合赤軍幹部の坂口弘死刑囚(61)=93年に確定=らと共謀。71年8月から72年2月にかけて、組織を抜けた仲間2人を絞殺したほか群馬県・榛名山などの山岳アジトでの“総括”と称するリンチで仲間11人を殺害、1人を死亡させるなどした。72年2月に逮捕され1、2審で死刑を言い渡され、最高裁も93年2月の判決で死刑を支持した。
関係者によると、永田死刑囚は84年に脳腫瘍の手術を受け、最近は寝たきりの状態が続いているという。