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http://netallica.yahoo.co.jp/news/50010
日刊ゲンダイ、夕刊フジ、東京スポーツ、内外タイムスの4紙でしのぎを削っている夕刊紙だが、ついに不況の波が押し寄せてきた。10月から日刊ゲンダイと夕刊フジの2紙のみが現行の120円から130円に値上げする。部数低迷、キヨスク店舗の減少、コンビニでの売り上げも伸び悩んでいる現状から10円上げることにより収益アップを図ろうという目論みの様子。この2紙の売り上げの反応をみて、東京スポーツ、内外タイムスも追随する方針のようだ。年内には夕刊紙4紙すべてが130円となりそうだ。昨今の活字媒体の不振ここに極まれり、といった感だが、来年以降今度は既成の一流週刊誌にもこうした波が押し寄せると見る向きも少なくない。
「週刊ポストや週刊現代、アサヒ芸能、週刊大衆といった週刊誌も夕刊紙4紙の売り上げを見て、良ければ値上げする可能性も出てきそうです。もっとも写真週刊誌などは廃刊、休刊するという声も依然として消えませんから、今後も活字メディアの苦戦は免れそうもありません」(関係者)。
各社はこうした活字不況から脱却できるだろうか。