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日航機墜落事故から23年 遺族ら冥福祈り灯籠流し(日本経済新聞)
520人が犠牲になった1985年の日航ジャンボ機墜落事故の現場となった「御巣鷹の尾根」(群馬県上野村)のふもとを流れる神流川で11日、遺族らが灯籠(とうろう)を流し、家族や知人の冥福を祈った。事故は12日、発生から23年を迎える。
川べりに一列に並んだ遺族らは、墜落時刻の午後6時56分が近づくと、「心の中で生きています」などと書いた大小約300個の灯籠を川に浮かべた。
事故で陽子さん(当時24)、満さん(同19)、純子さん(同14)の3人の娘を亡くした兵庫県西宮市の田淵親吾さんは妻と2人で訪れた。「もう白髪の年になったが、いまだに娘が帰ってくるのではという思いがある。明日は御巣鷹山に登り、娘が好きだったキャラメルとジュースを供えたい」と静かに話した。 (00:02)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080811AT1G1103O11082008.html