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街角の景況感:4カ月連続で低下(毎日新聞)
内閣府が8日発表した7月の景気ウオッチャー調査によると、街角の景況感を示す現状判断指数は前月比0.2ポイント低下の29.3で、4カ月連続で低下した。景気後退期だった01年10月(27.2)以来、約6年半ぶりの低水準で、過去3番目の低さ。2〜3カ月先を示す先行き判断指数も同1.3ポイント低下の30.8となり、01年8月の現行統計開始以来の低い水準となった。
内閣府は基調判断を「景気の現状は厳しい」とし、前月の「景気回復の実感は極めて弱い」から下方修正した。下方修正は2カ月連続で、05年9月以来使ってきた「回復」の言葉がなくなった。
猛暑で夏物商品の売れ行きが好調だった「家計」が改善したが、「企業」と「雇用」の悪化が続いた。特に、企業の新規求人の絞り込みや人員削減の動きが進んでおり、ウオッチャーからは「求人に急ブレーキをかける企業が増え、夏の賞与ゼロ回答も目立つ」(北関東・民間職業紹介会社)、「自動車関連産業では、減産のため社外ラインスタッフの減員が進められている」(北陸・同)などの声が上がっている。
景気ウオッチャー調査は、景気の動きに敏感なタクシー運転手など約2000人を対象に毎月実施している。【尾村洋介】
http://mainichi.jp/life/money/news/20080809k0000m020110000c.html