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>>副島隆彦です。 官僚ども(特に、財務省=旧大蔵官僚 )を撃滅せよ。 政治家は、公明党でも共産党でも、政治家(国民の代表)である限り、国民のことを思う。官僚どもは、思わない。自分たちが、何かしら国家を代表して、政治を行っていると大きく勘違いしている。「自分たちは、政治家たちのような薄汚れた人間ではない」などど、大きく思い違いをしている。
おそらく、タクシー接待の公表は、内閣府に所属する、自分も官僚上がりの癖に、官僚制度改革に情熱を燃やす、おもしろい制度改革人間たちが、財務省への憎しみで、現在の日本国王(最高権力者、ただし代理)中川秀直の言うことを聞いて、それで、丹念に調べて、時期をみて、爆発させたのだろう。
先に、公務員の身分保障剥奪審議の際に、本間正明(ほんままさあき)大阪大学教授を、女性問題で、辱めて失脚させたことへの、財務官僚たちへの政治家たちからの報復でもある。 財務省は、自ら首を差し出す、という譲歩をして、大臣官房(官房長と人事課長)が、「タクシー接待」を自首する形で公表したようだ。
今後は、「行政」という言葉を使わずに、「行法(ぎょうほう)」と言うべきだ。 「立法(国民議会)・司法(裁判所)・行法(政治家たちの下で、法律を執行する公務員たちのことだ) 」と、するべきだ。
国民の代表に政治権力を本当に握らせよ。 国民の代表とは、国民に選ばれた、政治家(国会議員)たちである。 彼らを、各省庁の局長までは、全部、任命してやらせよ。 そうすれば、キャリア官僚どもを根絶やしに出来る。どんなにボンクラで、経験のない民主党の30台の代議士(だいぎし、衆議院議員)たちであっても、彼らは、国民の代表である。
彼らに行法(実際の細かい政治をすること)をやらせるべきだ。そのせいで、現場がごたついて、国民生活に被害と迷惑がある程度出ても構わない。そのために国家の機能が一時的に大きく麻痺しても構わない。国民は我慢する。国民は、知っているのだ。今の日本で一番いけないのは、どの集団かということを。
だから、これが、小沢一郎が、アメリカから導入しようとしている「スポイルズ・システム(猟官制度、りょうかんせいど)」である。
アメリカ合衆国の政治体制は、政権が替わると、とくに政党が変わると、高級官僚に相当する各省の幹部級の合計2000人ぐらいが、入れ替わる。これが、「猟官」と言われて、人脈、情実人事とも言われて、政治腐敗の温床のようにも言われた。
しかし、生(なま)の政治は、人脈である。当たり前だ。今のバラク・オバマの選挙対策本部で、身を粉にして働く民主党系の活動家(アクティビスト)たちには、自分の一生の人生の出世がかかっているのだ。
負けたヒラリー派の連中で、ずっと、民主党内で、威張り腐って、地方の州や大都市の民主党の幹部をやっていた連中は、ヒラリーが当然勝つ、と思い込んで甘い考えで、ふんぞり返っていたら、それがひっくり返ってしまって、これからは、オバマ派の、黒人活動家と一緒に熱心にやってきた党の専従の活動家たちに、
地方政界の役員の椅子を奪われることになる。地方議会の議員たちも入れ替わる。
だから、民主党の代議員と特別代議員は、抜け目の無い、深慮遠謀の、人生を甘く考えない者たちは、最後の最後まで、自分は、ヒラリー派か、オバマ派かの態度をはっきりさせないのだ。それが、人生の知恵と言うものだ。分かりますか。
日本では、3年前から、ただひとり副島隆彦が、「オバマで決まりだよ」と、言って予言して平然としていても、誰も、そのことの深刻な意味を分からない。ロックフェラー家内の、一族の抗争があって、それで、世界は動いているのだ、というような、この地上の最高度の政治分析をしてみせて、それに納得する人から上が、本当の頭のいい人間だ。
それでも、アメリカ政治は、それぞれの党員活動家(地方政治家、議員たち、党の各州に幹部たち)にとってみれば、たいへんな人生の浮き沈みとなる。政治とは、もともと、そういう生臭いものであり、源平盛衰記、でもそう、足利家内の抗争や、武家と公家との抗争でもそうだった。歴史に学べば分かることでしょう。
ですから、日本にも、猟官制度(スポイルズ・システム)を、導入して、各省幹部の合計200人ぐらいを、直接、若い議員たちにやらせるとか、他に、ポリティカル・アポンティー(政治任命)で、在野の人間を、どんどん、各省の局長にも登用すればいいのだ。そうすれば、今の、黒子に徹して威張り腐ってきた官僚どもを、一斉に追い落とすことができる。 法律を変えさえすれば、どういうことは、どんどん出来るのだ。
なんなら、この副島隆彦が、財務省の主計局長を務めてみせようか。
官僚支配の毒で、全身を侵されている日本は、一度、官僚の毒を、徹底的に、解毒しないと済まない。
今こそ、東大法学部出の、馬鹿官僚どもを、撃滅せよ。お前たちが、そんなに「頭がいい」というのなら、ゴールドマンサックスや、モルガン・スタンレーのような外資のハゲタカ金融法人にでも行って、日本企業の乗っ取り業の手伝いでもして、年収2億円とか、もらえば良いではないか。それが、「自分の幸せしか考えない本来の」民間人というものだ。官僚になるような人間は、どうせ、もともと、その程度の連中だ。
今の日本の政治を最高度で動かしているのは、中川秀直(なかがわひでなお、前自民党幹事長)である。このカバの中川が、その恐ろしいまでの戦国大名風の威力を発揮して、国家ヤクザ者集団である官僚機構を、本当に締め上げようとしている。近著の彼の本、「官僚政治の崩壊」を私はまだ読んでいないが、きっと本当のことをたくさん書いているだろう。 中川と、小沢一郎民主党党首と、それから、奥田ひろしトヨタ会長(前経団連会長)である。この3人で、日本の政治をやっている。
福田首相は、まあ、いい人であり、立派な人だ。国民のために悪いことは全くしないいい人だ。だから、ゴロツキ系の自民党の「実感、よごれ」人間たちに評判が悪い。 町村信孝官房長官も立派な政治家だ。伊吹文明幹事長も、大蔵官僚上がりだが、良い政治家だ。
福田首相は、先日も、テレビを見ていたら、公務員たちの新入職員への挨拶で、「皆さんは、税金で食べさせてもらうのですから、国民に雇われているひとたちなのですから、このことをひとときも忘れないように」と、言う、立派な政治家だ。
小沢一郎代表(党首)が、「若い政治家たちに、各省の幹部をやらせて、政治家として鍛えればいい。官僚政治を終わらせなければ」とずっと、言っていた。
おそろしい中川と、小沢が話し合って、どんどん決めている。 だから、威張り腐ってきた、官僚どもを、
ここらで、機構改革して、彼らから、「実質の権限」を奪い取るべきである。「政治家なんか、なにもできないんだ。 どうせ、俺たちが細かい法律は作って、俺たちが、国を動かしているのだ」 (官僚たちのもっと本心。「法律というのは、政治家=大臣 から自分たち官僚を守るために作るしかけだ。国民を煮て食おうが焼いて食おうが、おれたちの自由だ。 それぞれが、俺たちの縄張りだ」 、「どうせ、何があっても、官僚機構を壊すなんてことは、出来はしないよ」 「あの敗戦でも、官僚機構と、裁判官たちは、無傷で残ったのだから」 と、公然と居直ってきた。 今こそ、日本の官僚機構を、本気で解体せよ。
公務員の数を、5分の1にせよ。なんなら、10分の1にせよ。 警察官たちと税務署員たちをたくさん採用して、どんどん、 警察国家になっている。 テロリストの攻撃など、この国にはない。テロリストや外国人の攻撃とかで、国民を脅迫して、おどかして、どんどんおかしな国にしているのは、官僚どもである。>>