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美空ひばりさんや北島三郎さんらの座長公演などで知られ、東京・歌舞伎町のシンボル的な存在だった「新宿コマ劇場」が、年内いっぱいで閉館することが28日決まった。
劇場を経営する興行会社コマ・スタジアムが発表した。
劇場は1956年12月に開館。58年にはNHK紅白歌合戦の舞台にもなった。江利チエミ、村田英雄、山口百恵さんらがコンサートを行ったほか、新国劇やミュージカルも数多く上演され、大衆文化の拠点として広く親しまれた。
しかし、「主な興行である演歌歌手の公演の観客動員が目減りし、新企画も思うように出なかった」(同社)ことから、2年連続で赤字を計上。建物を保有するコマ・スタジアムと、土地の所有権を持つ東宝が協議し、劇場の老朽化が目立ち、今後の興行成績の見通しも不透明なため、閉館を決めた。
劇場内にある小劇場「シアターアプル」や映画館も閉める。今後の再開発で、劇場を再開するかどうかは未定。
9月に座長公演を行う北島さんは「長年の友人と離れるような寂しさを感じる。39年間お世話になり、たくさんの思い出がある。いつか新しくなったコマ劇場の舞台に立ちたい」と、閉館を惜しんでいる。