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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080524-00000018-ryu-oki
【読谷】ことし2月に本島中部で起きた米陸軍兵によるフィリピン人女性暴行事件を受けて、読谷カトリック教会の在沖フィリピン人ら約60人が24日午前、公正な裁判が行われることや被害者女性の支援を訴え、読谷村古堅から米陸軍トリイステーション第1ゲート前まで行進した。
参加者は「We want Justice(公正さを求める)」などと書かれたプラカードを掲げ、道路を通る自動車の運転者らに呼び掛けた。
トリイステーション第1ゲート前では、被害に遭った女性が涙をこらえて、「(事件があったという)事実を多くの人に知ってもらいたい。行進に参加してくれて感謝する」と参加者に感謝の言葉を述べた。
参加者は、ミサで述べる祈りの言葉を口にしながら約2キロを行進。途中の基地ゲート前ではプラカードを向けて立ち止まり、静かに主張した。
警備員や憲兵隊が見守る中、トリイステーション第1ゲート前で、参加者は祈りの言葉をささげ、黙とうした。呼び掛け人のロメル・クルス神父が公正な裁判の実施や被害者支援などの行進趣旨をあらためて参加者に伝えた。
被害に遭った女性が感謝の言葉を伝えると、参加者の多くは涙をこらえきれない様子だった。感謝の言葉を伝えた後に泣き崩れる女性を身内の女性が抱き寄せた。
クルス神父は取材に対し、「われわれは軍そのものに反対しているわけではない。トリイステーションに裁判所があると聞いており、公正に捜査や裁判が行われるようアピールするために行進をした。今後も彼女の支援をしていく」と決意を語った。