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5年で23億円…国交省不適切支出、今度はタクシー券(ZAKZAK)
国土交通省の出先機関で全国に8カ所ある地方整備局で、道路特定財源を原資にする道路整備特別会計(道路特会)から道路部局関連の職員が使用したタクシーチケット代として、2002年度からの5年間に計23億7800万円が支出されていたことが16日、分かった。民主党の大久保勉参院議員=写真=が同省に対して行った資料請求で明らかになった。
同省の調査結果によると、道路特会からのタクシー料金は02−06年度の5年間に毎年4−5億円以上が支出されていた。また、タクシー料金は一般会計からも、毎年6000万円前後、支給されていたことも分かった。
道路特会からのタクシーチケットは深夜残業時の帰宅用や、日中の業務で公用車がない場合などに使われたという。
巨額タクシーチケット問題は、大久保参院議員が2月に資料請求し、国交省が各地方整備局に照会して明らかになった。地方整備局は全国に東北、関東、北陸、中部、近畿、中国、四国、九州の8カ所。同局の下にある国道事務所などを含め、道路関連部局の職員は全国に約1万2000人いる。
道路特定財源をめぐっては不適切な支出が次々と明らかにされてきた。国交省所管の公益法人が“丸抱え”の職員旅行をしていたほか、5億円規模のミュージカル事業、さらにマッサージチェアの購入などにもあてられた事実が判明していた。福田康夫首相は13日の参院予算委員会で、「確かに悪いところは悪い。少しの疑念もないような形にしないといけない」と、ウミを出し切る方針を口にしていた。
ZAKZAK 2008/03/17
http://www.zakzak.co.jp/top/2008_03/t2008031708_all.html