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社保庁さらに信頼失墜…手書き台帳300万件統合困難(ZAKZAK)
消えた5000万件とは別に
「消えた年金」問題に絡み、オンラインシステムに入力されていない手書き台帳の記録1466万件のうち、何と2割が「判読困難」などの理由で、照合作業のためのコンピューター入力作業に支障が生じていることが25日までに分かった。試算では最大300万件にのぼる。これは「消えた5000万件」とは別の記録で、国民の社会保険庁に対する新たな怒りと不信を招くことは必至だ。
衝撃的な事実は、社保庁が24日、総務省の年金業務・社会保険庁監視等委員会に報告した。
社保庁は現在、4、5月に予定されるコンピューター上の照合の準備作業として、マイクロフィルムに記録された手書きの旧台帳の氏名や生年月日データについて、コンピューター入力用紙への転記を進めている。
ところが、今月18日時点で、転記できたのは全体の約8割の1200万件ほどで、2割は「マイクロフィルムが不鮮明なため、手書きデータの判読が難しい」などの理由で進んでいない。このままでは記録の照合は極めて難しいという。
今後、社保庁は旧台帳とは別の手書き記録で確認を進める方針だが、旧台帳は戦後混乱期の古い記録が中心で、別の記録が残っている可能性は低いとみられる。
次から次へと発覚する許しがたい年金問題。このままでは社保庁だけでなく、福田内閣の信頼失墜につながりそうだ。
ZAKZAK 2008/01/25
http://www.zakzak.co.jp/top/2008_01/t2008012513_all.html