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学生200人の本人確認せず…サイバー大(ZAKZAK)
すべての講義をインターネットで行う初めての大学として昨年4月に開校したサイバー大(福岡市、吉村作治学長)が、在校生620人のうち約200人について、1回も対面などによる本人確認をしていなかったことが21日、分かった。
中には単位を認定された学生もいるとみられ、文部科学省は「授業科目を履修した学生に対して単位を与える」とする大学設置基準に違反している疑いがあるとして、4月末までに学生全員の本人確認をサイバー大に求める指導を行った。改善されない場合は、学校教育法に基づく改善勧告も検討する。
サイバー大は、ソフトバンクなどが出資する「日本サイバー教育研究所」が運営する株式会社立の大学。吉村学長はエジプト考古学の研究で知られている。大学設置・学校法人審議会は2006年11月、サイバー大の設置を認めた際に「学生の本人確認を確実に実施する」など11項目の留意事項を付けていた。
サイバー大は、講義の閲覧履歴とインターネット上で行った試験で07年度前期の単位を認定していたが、学生約200人は1度も対面やパソコン取り付けのカメラによる本人確認をしておらず、学生のIDやパスワードがあれば、他人が講義を閲覧しても単位が出る状態だった。
ZAKZAK 2008/01/21
http://www.zakzak.co.jp/top/2008_01/t2008012134_all.html