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防衛汚職拡大 額賀財務相口利きの“決定的”証拠(ゲンダイネット)
2007年12月15日10時00分
額賀財務相が防衛省に口利きした――と告発していた防衛省OBの太田述正・元仙台防衛施設局長(58)が、11日さらに国会議員7人の口利きを暴露した。防衛疑惑は拡大の一途だ。
太田述正氏は、仙台防衛施設局長を最後に退官した元キャリア官僚。守屋武昌とは同期だった。
施設局長時代に詳細につけていた「日記」をもとに「00年3月、官房長だった守屋を通じ、山形県内の建設業者を同局発注工事の指名に入れて欲しいと額賀が口利きした」と明らかにしていた。
太田氏は施設局長時代、詳細な「日記」とは別に、同局発注工事や用地買収にからむ政治家からの「口利き事例」を部下に報告させていた。この報告書を公開したのだ。
予想通り、防衛族議員がズラリと並んでいた。
土建会社の口利きをしていたのは、額賀福志郎(63)、加藤紘一(68)、玉沢徳一郎(69)、中谷元(50)の防衛庁長官経験者の4人。それぞれ、日時や案件が記載されている。
用地の買収について斡旋していたのは、伊藤公介(66)、浜田靖一(52)、大島理森(61)の自民党代議士3人と、民主党の田名部匡省参院議員(73)の4人。告発した太田氏が改めてこう言う。
「建設土木関係の口利きをしていたのは、防衛行政に詳しい防衛族議員ばかりです。逆に、用地買収はバラエティーに富んでいる。用地買収の斡旋は、困っている有権者の声を政治家として純粋に代弁した可能性があります。やはり問題なのは、建設土木関係の口利きです。当時は防衛庁の談合事件や斡旋利得が問題になっていて、普通の政治家は業者を公共事業に押し込むことをためらっていた。なぜ、それでも口利きしたのか」
額賀財務相は太田氏の告発に対して口利きを否定しているが、太田氏は11日山形県の土建業者の社名を明かし、その業者が計4回訪ねてきたことも詳細に説明した。
額賀財務相を筆頭に8人の国会議員は、口利きしたのかどうかハッキリさせることだ。
【2007年12月12日掲載】
http://news.livedoor.com/article/detail/3430938/